お客様は、神様ですという有名なフレーズがあるが

ここ最近は、その意味をはき違えているものが多い。

 



こっちは、客だぞ、何をしてもいいと言わんばかりに

横暴な振る舞いをするものが増えてきた。

 

どの業種の方でもお客の扱いに苦労している

経営者は非常に多い事だろう。

 

飲食店などの被害状況はテレビやインターネットでも

取り上げられる事も多い。

 

店や従業員に因縁をつけたりと程度の低いものが

多い気がする。

 

弱い奴ほど、立場が上だと自覚すると高圧的な

態度をとる。

 

ただ、これは飲食店に限ったことじゃない。

 

不動産屋にも起こりうるのだ。

 

まず、借りるつもりも買うつもりないのに

不動産屋に予約もせずに来店して

営業を妨害する者は何度も見てきた。

 

予約をして、来店しているお客さんを

差し置いて、ずかずかと店内に入ってくる。

 

大体このような人物は冷やかし客でほぼ

間違いないので、適当にあしらって

帰そうとどこの業者も思うのだが、

中々帰らないのも特徴だ。

 

こういう奴に限って粘って業務の妨害をしやがる。

 

「いい物件があれば引越しをしたい。」  →いい物件はすぐに決まります!!

 

「掘り出し物があれば買いたい。」   →掘り出しものがあれば自分がかいます!!

 

等と言って従業員の手を止めさせる。

 

明確な目的がない状態で来店する客

は、100%冷やかしなので相手にしない

事が一番です。

 

業界に勤務したての頃は、中々見極めは

つかないが、慣れるとほぼ100%

見極めがつくようになる。

 

これは、場数を踏むしかないのかもしれません。

 

先輩から、アドバイスを受けていても

実際に対面していく中で養われるのだと

思う。

 

そして、話しを戻すが、こんな冷やかし客に

限って偉そうな態度で突っかかってくる。

 

冷やかしだとわかるので不動産屋もお茶も

出さなければ座らせないようにしたりする。

 

また、適当にあしらって、少し雑に接客でもすれば

それを見逃さずにクレームを入れ、店内で大声を

上げたり、暴れたりするものもいた。

 

他にはgoogleに口コミを書き込んだり、悪い評価

をつけたりと。

 

こんな奴をたくさん見てきたので結構不動産会社

も大変だなと思ったものだ。

 

扱いを少し間違えれば、でっち上げもされる立場に

あるからだ。

 

自分も仕事をする前は、不動産業界のイメージ

といえば悪い奴が多いという感じだったが。

 

そのイメージを使って、仕掛けてくる。

 

確かに暴れる不動産屋の社長みたいな輩も

数多く存在する事実もあるが、こいつらみたいな

馬鹿のせいで被害にあう不動産業者もいるという

事はわかっていただきたい。

 

ヤバイ業者には勿論、それなりの防衛策を

取らなければいけないがヤバイ客にも防衛策を

常に用意しておかなければいけない。

 

調子のいい客、目的の分からない客、時間を

守らない客、予約をせずに訪れる客、これらは

相手にしない事ですね。

 

これは鉄則ですよ。

 

気をつけましょう。