2024年6月17日(月)、福岡地裁で博多駅前女性刺殺
事件（ストーカー殺人）の初公判が、ありました。
この裁判は、裁判員裁判です。
寺内進被告（32才）は、川野美樹さん（当時38才）
を殺害したことを認めました。
しかし、ストーカー規制法の待ち伏せではなく、博
多駅前で、偶然に会ったと述べました。
包丁（凶器）を準備した日時に博多駅前のような人
出が多い場所で偶然に会ったは、到底信用できない
と思います。
裁判員の方は、どう思いますかね。
6月18日(火) 被告人質問
6月19日(水) 被告人質問
6月21日(金) 被告人質問
6月24日(月) 論告・求刑と最終弁論
冒頭、被害者の母親の「極刑を望む」が読み上げら
れました。
検察側は自己中心的な残忍な犯行として、懲役30年
を求刑しました。
弁護側はストーカー行為である待ち伏せはしていな
いと主張し、懲役17年が相当と述べました。
これにより、結審しました。
6月28日(金) に判決が言い渡されます。
こういうヤツは、ずっと刑務所に居て欲しい。
たぶん懲役25年くらいの判決になりそうだけど、
こういうヤツが還暦前に出所して、どうなるのか？
◼️事件の概要
2022年4月頃から、被害者の川野さんと寺内被告は
交際を始めたようです。
二人は同じ飲食店グループで働いていて、知り合い
ました。
やがて、被害者は被告の暴力や粘着質な拘束に嫌気
を感じて離れたようです。
しかし、復縁を迫って、ストーカー行為をするよう
になりました。
そして、寺内被告は2022年11月26日にストーカー
規制法に基づく「つきまとい禁止命令」を受けまし
た。
年末年始を経て、2023年1月16日18時15分ごろ、
川野美樹さんが寺内被告に包丁で 17箇所を刺され、
出血多量で死亡しました。
寺内被告は、2022号8月13日早朝に傷害事件を起
こし、2024年3月に有罪判決を受けています。
量刑は、現在進行中のストーカー殺人事件と合わ
せて、決められます。