日大は4月8日の入学式で、林真理子理事長が新入生

に「日大を再生する」と述べました。



しかし、4月10日、毎日新聞が不正経理33件を報道

しました。

日大当局は、内部監査で不正経理があることを知りな

がら、隠蔽していました。

これは、林理事長にも責任があります。

不正経理33件の内訳は、

・法学部 10件

・理工学部 6件

・本部総務課 2件

・生産工学部 6件

・生物資源科学部 8件

・薬学部 1件

でした。



学則や内規を管理する本部総務課が不正経理をして

いたのには、呆れてしまいます。

また、法学部の不正が最も多く、3割を占めていま

す。遵法精神に欠けていると批判されても、反論で

きないと思います。


日大の内規では、1億円以上の契約は入札ですが、

守られていませんでした。

また、百万円以上1億円未満の契約は、複数の業者

から見積もりを取ることになってましたが、職員が

癒着した業者と随意契約にしてました。

リベート上乗せについては、調査中なのかな?

昨年11月末に第三者委員会が指摘した田中英寿前

理事長(故人)時代からの上意下達(上命下服)

体質や隠蔽体質は、全く改善されてないことが、

明らかになりました。

不正経理による支出は10億円を超えています。

2024年度早々に今年度の私学助成金の交付に赤

信号かな。

昨年の交付予定額は23億円でしたが、アメフト部

薬物事件のお粗末な対応で不交付になりました。