アメリカ海軍の軽巡洋艦


*オマハ級 Omaha Class

1923年〜25年に偵察巡洋艦兼水雷戦隊旗艦として

10隻が建造された。戦没艦は無いが、第二次世界大

戦終結後、すぐに除籍された。

基準排水量 7,050トン

全長 169.3m      水線幅 16.8m

蒸気タービン4基    90,000馬力    速力 33.75ノット

15.2cm連装砲2基、単装砲8基で計12門

7.6cm単装高角砲4基

53.3cm三連装魚雷発射管2基、連装2基で10門

1番艦 オマハ

2番艦 ミルウォーキー

3番艦 シンシナティ

4番艦 ローリー

5番艦 デトロイト

6番艦 リッチモンド

7番艦 コンコード

8番艦 トレントン

9番艦 マーブルヘッド

10番艦 メンフィス

レジンモデル有り

2番艦のミルウォーキーを買いました。


*ブルックリン級 Brooklyn Class

日本海軍の最上級軽巡洋艦に対抗して、建造されま

した。1番艦〜4番艦は大西洋艦隊に配属された。

5番艦〜9番艦は太平洋艦隊に配属され、1943年

7月6日のクラ湾夜戦で、ヘレナが撃沈された。

基準排水量 9,700トン

全長 185.4m      水線幅  18.8m

蒸気タービン4基    100,000馬力 速力  32.5ノット

15.2cm三連装砲5基15門

12.7cm単装高角砲8基

魚雷発射管無し

1番艦 ブルックリン

2番艦 フィラデルフィア

3番艦 サヴァンナ

4番艦 ナッシュビル

5番艦 フェニックス

6番艦 ボイシ

7番艦 ホノルル

レジンモデル有り

6番艦のボイシを買いました。


*セントルイス級 St. Louis Class

ブルックリン級8番艦、9番艦とする場合もある。

7番艦までは単装高角砲8基であったが、連装両用

砲4基に変更された。

基準排水量 10,000トン

15.2cm三連装砲5基15門

12.7cm連装両用砲4基8門

魚雷発射管無し

1番艦 セントルイス

2番艦 ヘレナ


以上の19隻が第二次世界大戦が始まる前に就役

していた。

日本海軍は練習巡洋艦3隻を含めて20隻でした。


日本海軍は太平洋戦争開戦後、軽巡洋艦を5隻を

完成させた。阿賀野型4隻(阿賀野、能代、矢矧、

酒匂)と大淀である。


アメリカ海軍は、アトランタ級11隻とクリーブランド

級27隻を完成させた。


*アトランタ級 Atlanta Class

防空巡洋艦として、11隻が建造された。

初期艦4隻、中期艦4隻、後期艦3隻に細分化さ

れる。

初期艦のアトランタとジュノーの2隻が1942年

11月13日の第三次ソロモン海戦第一夜戦で撃沈

された。

基準排水量 6,000トン

全長 165.0m      水線幅   16.2m

蒸気タービン2基    75,000馬力 速力  33ノット

12.7cm連装両用砲8基16門 註1

28mm四連装機関砲4基 註2

53.3cm四連装魚雷発射管2基 註3

1番艦 アトランタ

2番艦 ジュノー

3番艦 サンディエゴ

4番艦 サン・ファン

5番艦 オークランド

6番艦 リノウ

7番艦 フリント

8番艦 ツーソン

9番艦 ジュノーⅡ

10番艦 スポーカン

11番艦 フレズノ

註1 中期艦4隻と後期艦3隻は連装両用砲6基12

門を装備した。

註2 のちに40mm連装機関砲または四連装機関砲

換装された。

註3 後期艦3隻は第二次世界大戦終結後に竣工。

魚雷発射管無し

プラモデル有り(ピットロード)


*クリーブランド級 Cleaveland Class

1942年6月15日に1番艦クリーブランドが竣工し、

大戦中に25隻が竣工した。2隻が大戦終結後に竣工

した。戦没艦はありません。

合計27隻が建造されたので、艦名は省きます。

基準排水量 10,000トン

全長 185.9m       水線幅20.3m

蒸気タービン4基    100,000馬力 速力 33ノット

15.2cm三連装4基12門

12.7cm連装両用砲6基12門

40mm四連装機関砲4基

40mm連装機関砲6基

魚雷発射管無し

25隻が大戦中に完成し、2隻が戦後に完成した。

他に9隻がインディペンデンス級軽空母として、

完成しました。

プラモデル有り(ピットロード)



左がアトランタ、右がクリーブランドです。