1月23日、日大は中村敏英アメフト部監督、ヘッド
コーチ、アメフト部寮長(現在、寮は閉鎖中)、総
監督(名目上)の解任を発表しました。
解任処分の日付は、アメリカンフットボール部の廃
部を決定した理事会のあった2023年12月15日です。
解任処分の手続き完了までに年末年始の休みがあっ
たにしても1カ月以上かかっていますね。
◼️中村敏英監督の問題点
・昨年8月8日の日大記者会見(林理事長、酒井学長、
澤田副学長)の時、アメフト部の実質責任者である
のに雲隠れしていた。
・雲隠れする一方、9月に始まる関東学生リーグ出場
に向けて無期限活動停止処分をわずか5日間で解除さ
せるのに暗躍した。
・再度の無期限活動停止処分中にもかかわらず、高校
生のリクルート活動をしていた。
・上記の記者会見よりもかなり前から薬物問題がある
ことを知っていながら隠蔽していた。
◼️日大当局の問題点
・解任処分の理由を明らかにしていない。
・アメフト部などを管轄する競技スポーツ部の関係者
の処分をしていない。
・廃部を決定して1年も経過していないのにアメフト
部の復活を企図している。薬物事件の全容解明を先に
行うべきである。
・復活させるアメフト部監督に廃部にした部のOBを
予定しており、排外主義が改善されてない。OBにも
薬物を使用者がいたなら、体質改善は期待できない。