「月刊公募ガイド」(註1)を見てB社の小説作品の

公募に応募しました。

1,300人余りの応募者に中から、一次審査、二次審査

を通過して、最終審査に残りました。

上位3人はB社が全額負担するので、自己負担はゼロ

です。私は5位で、企画担当者から「自己負担120万

円程度で出版しませんか」という提案を受けました。

大学教授を定年退職し、退職金があったので、B社と

出版契約を結びました。

契約後、企画担当者から編集担当者に変わりました。

編集作業は順調に進んでいました。

ところが企画部長や編集部長が書名「東大が隠蔽する

不都合な真実 入試中止1969」を問題視しました。

直接の担当者によれば、上が東大との訴訟等になるこ

とを恐れたようです。

そして、東大を「東都大学」に変更することを要求さ

れました。

しかし、私は大学名が「東都大学」では出版する意味

がないと判断し、B社との出版契約を解除しました。

そのため、自費出版することになりました。

札幌市で雑誌の編集をしていた人が編集人になってく

れました。表紙のデザイン担当者や印刷会社も紹介し

てもらいました。


2019年1月20日が、東大入試中止1969から50年に

なるので、一年前の2018年1月20日に発売する計画

でした。しかし、東大公式ホームページの「東京大学

の歴史」の訂正問題があり、3月3日からの発売になり

ました。


註1 現在は、月刊から季刊になっています