12月21日、東京地裁で、ガーシーこと東谷義和被告
の第3回公判がありました。
予定どおり被告人質問が行われました。
弁護側からユーチューブでの配信を始めた理由を問
われた被告は「知り合いに暴露系をやらないか、と
提案され、やりたくない気持かあった。借金してい
たので断りづらく、やることにした」と述べた。
また、「知り合いから暴露系なら怒鳴りながらやっ
てくれと言われた。正直しんどかった」と述べた。
借金していた知り合いの要求に心ならずも応じてし
まったという言い分で、自己責任を軽くしているよ
うに思いました。
検察側から「配信を今後やらないと誓うか?」と問
われ、「誓います。もう面倒くさい」と答えた。
ガーシー被告を支持する人たちによって被害者への
誹謗中傷が続いているという指摘について、「やめ
て欲しいと伝えたい」と述べました。
マスコミ報道で、次回公判期日を書いてないことは
知りたい情報が欠けており、不満に思いました。
次回公判で、論告求刑と最終弁論があり、結審する
のかな、と思いました。
追記
次回公判は2月8日で、検察側の論告求刑と弁護側の
最終弁論が行われて結審することが分かりました。
判決公判は3月になると思います。
◼️裁判の経緯
9月20日 初公判
東谷被告は起訴内容を大筋で認め、「一生かけて罪
を償っていく」と謝罪しました。
弁護側は「常習性は無かった」と一部否認しました。
検察側は被害者の綾野剛さんの調書を読み上げまし
た。調書では「今後、俳優を続けていけない、家族
にも迷惑をかけると、不安と恐怖を覚えた。厳しい
判決を望みます」と述べられていた。
9月21日 東谷被告の保釈が認められた。
10月30日 第2回公判
弁護側情状証人として被告の母親と元ジャニーズJr.
で歌手のカウアン・オカモトが出廷しました。
下の写真のように被告は五つの罪で起訴されて
います。
裁判で単なる脅迫ではなく、常習的脅迫と認めら
れると、執行猶予付き判決になりません。
「常習性」が認められるか、否かが、争点です。