2023年12月10日に撮影しました。
1941年12月10日のマレー沖海戦から82年でした。
洋上を自由に運動し、対空砲火を射つ戦艦を飛行機だけで撃沈できるか、否か、大艦巨砲主義者と飛行機万能主義者で論争が続いてました。
この論争に決着をつけたのがマレー沖海戦です。
日本海軍の双発陸上攻撃機85機が、イギリス東洋艦
隊の戦艦プリンスオブウェールズ(写真中央下)と
巡洋戦艦レパルス(中央上)を撃沈しました。
陸上攻撃機3機が撃墜され、戦死者は18人でした。
イギリス首相チャーチルは、その回顧録に大きなショ
ックを受けたと書いています。
何故なら、シンガポールのセレター軍港にいたイギリ
ズ戦艦2隻が日本の陸上攻撃機に撃沈され、オアフ島
真珠湾に停泊していたアメリカ戦艦8隻が空母艦上機
に撃沈破され、ハワイ以西の太平洋からセイロン島以
東のインド洋に英米の稼動な戦艦はなく、日本は無傷
の10隻の戦艦を持っていたからです。
なお、写真左の駆逐艦はE級のエレクトラとエクスプ
レスです。
写真右下の駆逐艦は旧V級のヴァンパイヤ、右上の駆
逐艦は旧S級のテネドスです。旧S級の艦名は頭文字
がSまたはTで始まります。