2023年12月19日、宗像市を自宅で覚醒剤を使用し
たとして、起訴された坂井孝次被告の初公判が福岡
地裁でありました。
坂井被告は起訴内容を認めました。
弁護側は事実関係を争わないと述べました。
初犯でもあり、執行猶予付き判決を得るためだと思い
ます。
おそらく即日結審したと思います。
坂井被告が起訴内容を認めたので、福岡教育大学は年
内にも懲戒解雇処分にすると思います。
◼️事件の概要
10月22日、九州厚生局麻薬取締部は、国立大学法人
福岡教育大学教授坂井孝次(52才)を自宅で緊急逮
捕しました。
別の麻薬事件で名前が出て、自宅で任意の尿検査を
した結果、覚醒剤の陽性反応が出たからです。
23日に大学の坂井研究室の家宅捜索がありました。
24日に福岡地検へ送検されました。
坂井容疑者は、福岡県宗像市にある福岡教育大学教授
で、専門は書道です。
書道と書道史を教え、書道史と仮名文字の研究をして
ました。高校の書道の教科書を執筆しています。
また、自身の「書」を表装して、芸術展に出品し、入
選したこともあります。
最終学歴は、筑波大学大学院芸術研究科美術専攻の
修士課程修了です。学位は芸術学修士です。
博士号は取得してません。
2014年は准教授で、何年に教授に昇進したかは、把
握できませんでした。
福岡教育大学は教育学部だけの国立単科大学なので、
2020年前後に昇進したと思われます。
尿検査で覚醒剤に陽性反応が出て、本人が大筋で認め
ているので、福岡地裁に起訴され、有罪判決を受ける
ことは確実と思われます。
初犯なので、執行猶予付き判決になると思います。
しかし、起訴あるいは判決後に福岡教育大学を懲戒解
雇処分になることも確実と思われます。
私も国立大学教授をしていたので、信じがたい事案で
すね。