11月21日、京都地裁は、同志社大学アメフト部元部
員4人に懲役3年6カ月の判決を言い渡しました。
川上広裁判長は「被害者の様子をスマホで撮影しながら、かわるがわる犯行に及んでおり、強い非難に値する」と、実刑判決の理由を述べました。
検察側の求刑は、懲役5年でした。
弁護側は「起訴内容を認めている、被害者と示談が成
立している、退学処分や就職内定取消等の社会的制裁
を受けている」として執行猶予付き判決を求めてまし
た。
4人は、準強制性交罪に問われていました。
・片井裕貴被告(犯行当時21才、4年生)
・山田悠護被告(犯行当時21才、4年生)
・濱田健被告(犯行当時22才、4年生)
・牧野稜被告(犯行当時22才、4年生)
◼️事件の経緯
2022年5月21日未明、4人は泥酔して抵抗できない
女子大学生(当時、20才)を、片井宅に連れ込み、
性的暴行(輪姦)をしました。
9月8日、4人が逮捕されました。
9月29日、京都地検は4人を起訴しました。
起訴内容などから4年生だった4人は、就職内定取消
になりました。
2023年3月31日付けで、同志社大学は4人を退学
処分にしました。
5月30日 初公判
8月10日 被告人質問
10月24日 論告求刑(懲役5年を求刑)
弁護側は執行猶予を求めた
11月21日 判決