◼️事件の経緯
5月28日未明、札幌ススキノのダンスクラブで、田村瑠奈容疑者(無職、29才)が浦仁志被害者(恵庭市の会社員、62才)と初めて会う。
父親の田村修容疑者(精神科医、59才)は、同ダンスクラブに娘と同行。修容疑者は、これ以前にも被害者と面識があった可能性がある。

6月上旬、瑠奈容疑者と被害者が会う(2回目か?)

7月1日14時までに瑠奈容疑者と修容疑者が、ナイフやノコギリなどの複数の刃物及びスーツケースを購入。


7月1日22時50分から2日午前2時までの時間に瑠奈容疑者が、札幌市ススキノにあるラブホテル「レッツすすきの」で、浦仁志さんを殺害した。

7月2日15時頃、ホテル従業員が浴室で、首を切断された遺体を発見しました。

7月24日、札幌市厚別区に住む瑠奈と父親の修が、死体遺棄、死体損壊、死体領得容疑で逮捕されました。
7月25日、母親の浩子(60才)も同じ容疑で逮捕されました。
家宅捜索で、被害者の首が発見され、歯型などから浦仁志さんの首と特定されました。
瑠奈容疑者は、修・浩子夫妻の一人娘です。瑠奈容疑者は、小学校から不登校で、高校中退です。精神科医の父親も妙手を見つけることができず、29才になっていました。

8月14日、警察が殺人の疑いで、瑠奈、修、浩子の親子三人を再逮捕した。

8月16日、警察が親子三人を殺人の疑いで札幌地検に送検した。

8月18日、両親の弁護人がコメントを発表した。
黙秘や否認は、弁護人の指示である。
(コメント)
弁護人は「ナイフ収集は瑠奈容疑者の趣味」と口裏合わせをしてる。押収された刃物の大半は、殺人事件の直前に購入されている。

8月24日、地検が親子三人の鑑定留置を請求し、札幌簡裁は請求を認める決定。期間は8月28日から来年2月28日の半年間とされた。
同日、両親の弁護人が再びコメントを発表した。
両親が殺害を知ったのは、瑠奈容疑者の帰宅後である。
(コメント)
しかし、修容疑者は、殺害後の瑠奈容疑者をススキノから厚別区の自宅まで、自家用車に乗せている。

8月25日、両親の弁護人が半年間の鑑定留置を不服として、取り消しを求めて準抗告を申し立てたが、棄却された。
(コメント)
弁護人が黙秘や否認を指示して、取り調べが進まないので、鑑定留置期間が長くなった。両親は、鑑定留置なので、保釈金を積んで、帰宅はできません。

8月28日 鑑定留置開始(2024年2月28日まで)

9月1日、札幌簡裁で鑑定留置開示理由手続きが開かれ、
両親が「やってません。娘が事件後に家に帰って来て、初めて知りました」と、事前の共謀を否認した。

来年2月28日まで親子三人の鑑定留置があり、刑事責任能力の有無が確認されてから、裁判になるので、殺害動機その他の解明は、当面、不可能と思われます。


  田村修(精神科医、59才)  瑠奈(無職、29才)