既投稿に母校の「谷底落とし」のことを書きました。
これは、札幌南高校入学後の5月末に行われる第1回実力テストのことです。英数国の3科目で、各100点
満点です。

札幌南高校の入学者の特性は、以下のとおりです。

札幌地区で、札幌市内の中学卒は学年10番以内、札幌郊外の中学卒は学年3番以内です。教育大附属中学は例外で学年20番以内です。札幌地区外の定員は10%
で、中学で学年1番ばかりです。

内申点は9科目45点満点で、42点以上が目安です。
オール5が10%以上います。
本番の入試で数学満点や英語満点が10%以上います。
公開模試は1万人中700番以内です。

トップクラスは、高校受験勉強と並行して高校の勉強をしています。
私は、中2の夏休みに高2の先輩に谷底落としの実力テストと、高校教科書を参考書代わりに使うことが推奨されていることを教えていただきました。
夏休みに直前に中学校の学習内容を終えていたので、アドバイスに従って、物理、化学、生物、日本史、世界史、地理の教科書を買いました。そして、9月下旬から3年生と一緒に公開模試を受けました。
理科と社会で高校の教科書を参考書代わりに使うと、
何回も見るので自然に半分くらい覚えてしまいます。

実力テストは英数国の3科目です。

中2で英検1級、仏検2級の女子MM嬢が、学年1番でした。
入試の英語は100点が50人いましたが、満点はMM嬢
一人になりました。国語は満点がいなくて95点が最高点でした。
数学も満点がいなくて、私の95点が最高点でした。
下表のように英語の30点差が、合計点の差になっています。

結果を知った日は絶望感と自分の愚かさだけでした。
公開模試で5回ともヒトケタ順位は、私、MM嬢ほか
3人(教育大附属)の5人だけでした。
公開模試の英語と数学は満点💯で、彼ら4人と同じと
思い込み、慢心してました。ほかにも、英検2級が10人ほどいたので、70点は20番台でした。
数学が1番でも、英語が20番台、国語が10番台では
合計も10番台がやっとです。
私は英検を受けてません。

どうすべきか、悩みました。

そして、気付いたことは、MM嬢との実力差は縮まら
ないけど、見かけ上の差は縮められることです。
要するにMM嬢は100点を超えることはできないので
私の英語力がアップすれば、見かけ上の差は縮まると
言うことです。
MM嬢の父親は病院長兼経営者です。私は彼女の家に
行ったことはありません。附属中の同級生に聞いた話では、書斎はミニ図書室で、日本近代文学体系、古典文学体系、外国文学体系などが揃ってるそうです。国語も見かけ上の差を縮めるしか、ありません。

私は、クラス代表会議議長をしていたので、違うクラスの生徒とも知り合いました。
MM嬢に単独インタビューを申し込み、OKをもらいました。彼女の英語や仏語の勉強方法を訊き、そのあと
私の勉強方法を話し、アドバイスをお願いしました。
彼女の勉強方法、幹である文法をしっかりマスターしたあと、英文和訳を数多くこなして、自然にボギャブラリーを増やすでした。私の勉強方法と違いがなく、
私との差は読みこなした英文の量の圧倒的な違いでした。勉強方法が間違ってないことは励みになりましたが、読んだ英文量の違いに驚きました。
このアドバイスは、大学の第二外国語としての独語や大学院受験科目としての英語と独語の勉強にとても有益でした。

目標1は高1終了時、目標2は高2終了時、目標3は
大学入試直前のものです。

数学は満点💯を取れることもありますが、制限時間内に全部解けない時は、英語と国語が少し上がっても、
合計では、目標突破が厳しかった。

しかし、数学III、物理、化学、日本史を終えてからは、
英語の長文和訳に充てる時間が増え、単語力がアップしました。
国語は古典の方が好きで、現代国語はダメでした。
ある日、主人公の心情を問う問題では、自分ならこうするではなく、出題者の期待する解答はこんな程度のことだろうと書いたら、良くなりました。
英語も国語も高1の時より難しくなります。
高3になってやっと255点取れるようになりました。

時間制限が無ければ、解けない数学の問題はありませんが、実力テストや模試は時間制限があるので、いつも満点を取れないからです。
そのため、下表の目標達成は、かなり困難でした。


数 学

英 語

国 語

合 計

MM

   75

 100

   95

 270

   95

   70

   75

 240






目標1

 100

   75

   80

 255

目標2

 100

   80

   80

 260

目標3

 100

   85

   85

 270



五月祭は、五月下旬の土日だった記憶があります。

今年は早いですね。