12月13日に日大が発表した中間報告書には、呆れてしまいました。

危機管理能力、自浄能力が共にゼロであることを示したと思います。


この中間報告書は、田中英寿前理事長が現職の頃、自分自身の潔白を示す為に作られた委員会が作成しています。弁護士を含めてメンバーは、田中前理事長の息のかかった人です。

そうした中間報告書を平気で公表したことは、危機管理能力が無いことを示しています。


12月10日に加藤直人新理事長兼学長は記者会見で「田中容疑者と永遠に決別」と宣言しました。

しかし、中間報告書は、下の写真にあるように①背任への関与を否定、②脱税容疑も否定です。


マスコミによれば、田中前理事長は、背任への関与を否定してますが、脱税容疑は認めています。


常識ある新理事会なら、この中間報告書はボツにすると思います。田中前理事長の息のかかった委員会が作成した中間報告書は、田中容疑者の応援にすぎなく、

「永遠に決別」と矛盾するからです。

こんなことも理解できず、田中前理事長の疑惑を全面否定する中間報告書を公表する日大は、自浄能力がゼロです。

解体するのが一番いいと思います。