2021年7月9日、大阪地検が宮本浩志容疑者を大阪地裁に殺人罪で起訴しました。これで宮本容疑者は、宮本被告になりました。大阪地検は被告の罪状認否を明らかにしていません。全面自供と発表してないので、被告は否認していると思います。

マスコミなどの捜査関係者への取材から、被告の服や靴に付着していた血痕が、被害者(稲田真優子さん)のDNAと一致したとされています。


報道によれば、宮本被告は、西宮市内の公立小、中、高を経て、徳島大学に入学しました。

公立高校でも非常に優秀なら、京都大、大阪大、神戸大に進学できたと思います。これら3大学にも電気工学科はあります。これら3大学は無理なので、偏差値45の徳島大工学部に進学したと思います。大阪大や神戸大なら西宮市から自宅通学できます。


宮本被告は、1975年6月2日生まれなので、1984

年に徳島大に入学し、1988年3月に卒業して、同年4月に住友電工に入社しました。週刊誌などでは言及してませんが、バブル期の大量採用組になります。1991年にバブル経済が崩壊し、その後は

就職氷河期になります。


バブル期の大量採用組は、入社は比較的容易でしたが、同期入社が大勢いるので、出世競争は厳しかったと思われます。同期入社組には、京都大、

大阪大、神戸大の卒業生もいたと思います。同じ電気工学を学んでも、宮本被告が抜群に優れていたとは思えません。また、人間関係の構築が下手であれば、出世競争では不利です。管理職に不向きだからです。


2017年(被告は52才)頃から被害者が従業員(ホステス)として働いていた店に出入りします。

週刊誌などでも、宮本被告が何年に住友電工本体から子会社(住友電工情報システム)に出向したのか、明らかでありません。

被害者が働いていた店に出入りするようになった

頃は、出向していたと推測します。

子会社でも課長ではなく、待遇が課長級の窓際族(閑職)だったと推測します。


そうでなければ、店の定休日を除いて、毎日、開店から終電間際まで店に居座ることは、できません。


私は、大学入学にしても就職にしても、十分な余裕を持って合格することが重要だと思います。


殺人事件は論外ですが、余裕無く合格(入社)しても、入学(入社)後の競争に勝てません。


身近な人に某大学(旧帝大の一つ)卒業者がいます。修士課程進学を希望しましたが、卒論で所属した講座の教授に「成績が半分以下だから、君は

就職」と言われました。