その1に書いたように友鶴事件は、1934年3月12日未明に千鳥型水雷艇3番艦友鶴が復原性不良の為に荒波を受けて転覆した事件です。


原因究明後、改修工事が行われました。

改修内容は、その1を見て下さい。

左は転覆前の友鶴で、右は改修工事後の友鶴。

実艦では並べて比較できません。

1/700の模型で比較します。

左は艦橋が3層で高く、右の艦橋は2層です。

左は砲塔の大きさが目立ちます。


左が転覆した時の友鶴、右が改修工事後の友鶴です。

左は艦橋前の砲塔の大きさが目立ちます。

左の後部砲塔は連装なので、さらに大きさが目立ちます。

右は一回り小さ目の楯付単装砲3基と、分かります。

左は連装魚雷発射管2基ですが、右は連装魚雷発射管を1基に減らして覆いを付けたことが分かります。


友鶴事件のあった3月12日に間に合わせたので、未塗装や省略した部品があります。


しかし、事件のビフォーアフターになっていると思います。