323日は「世界気象デー」です。

1950年に世界気象機関条約が発効し、世界気象機関(WMO)が発足しました。

10年後の1960年に発足10周年を記念して世界気象デーが定められました。

それはどうでもいいのですが、ジェット気流に興味があります。

日本周辺では、北緯40度あたりの寒帯ジェット気流と北緯30度線あたりの亜熱帯ジェット気流がある。北緯40度は青森市や弘前市が位置している。北緯30度は種子島や屋久島が位置している。

私は札幌市(北緯43度)に住んでいるので、タイ国際航空の札幌・バンコク直行便をよく利用します。バンコクは北緯13度です。

片道距離は5,070kmです。往路は7時間半、復路は6時間かかります。

ジェット気流は対流圏上層の偏西風です。

札幌からバンコクは南西に飛ぶので、向かい風(head wind)になります。バンコクから札幌は北東に飛ぶので追い風(Tail wind)になります。

ジェット機の巡航速度は900km/hくらい。

ジェット気流が200km/hなら、向かい風だと対地速度は700km/hになり、7時間半かかります。

追い風だと対地速度は1,100km/hになり、6時間で新千歳空港に着きます。

ジェット気流は、冬が夏より強い。

フライトレコーダーを見ていて、ジェット気流が最も強かった時は250km/hでした。