人権研修会で、語られた内容で出た
話題
確かにウルトラマンシリーズは、社会的な作品が多い
そんな話題に触れた新聞記事 ↓
怪獣使いと少年 ↓
また、教養でも喋ってもらえたらなぁ
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上原もまた、「帰ってきたウルトラマン」のメーンライターとしてシリーズ最大級の問題作をつくった。
関東大震災の際の朝鮮人虐殺を下敷きにした「怪獣使いと少年」だ。
宇宙人と交流した少年が「あいつは宇宙人だ」と、暴徒化した群衆に襲われる。止めに入った宇宙人が殺されると、封じ込められていた怪獣ムルチが出現して街を破壊し始める。主人公の郷秀樹は人類のために戦うことに疑問を覚え、ウルトラマンに変身するのをためらう――。
正義と悪が対決しつつも、「善悪二元論」や「勧善懲悪」といった単純な構図だけでは割り切れない。派手な立ち回りの背後に時代や世相をうまく映し出し、大人も子どもといっしょに楽しむことができる。幅広い世代に親しまれるところが特撮ヒーローの強みといえる。//
//河原の廃屋に住み、ひたすら穴を掘る良少年。天涯孤独の良は、地球の環境調査にやってきたメイツ星人と心を通わせ、地中に隠した宇宙船を出現させる力を失ったメイツ星人を匿っていた。しかし、不良少年から良を守るためメイツ星人が超能力を発揮したことで、良は宇宙人だと疑われてしまう。そして、恐怖にかられた市民たちは良を襲撃。良を助けようと出てきたメイツ星人を警官が射殺してしまう。メイツ星人が死んだことで、彼が封印していた地球の怪獣・ムルチが復活。ウルトラマンジャックによりムルチは倒され事件は解決するものの、良はこの地球を去ろうとし、メイツ星人の宇宙船を探し続けたのだった。
以上が、『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」(脚本:上原正三)のあらすじです//