教諭にポリ袋かぶせられ、髪切られた女子中学生…賠償命令に市長「再発防止を徹底」

山梨県山梨市は２０日、同市の中学校で教諭に髪を切られて身体的・精神的苦痛を受けたとして女子生徒が市に損害賠償を求め、甲府地裁が市に１１万円の支払いを命じた判決が確定したことについて、市議会全員協議会で説明した。

高木晴雄市長は「判決を真摯しんしに受け止め再発防止を徹底していく」と述べた。

　判決によると、２０１６年、女子生徒が学年主任の教諭（当時）に廊下でポリ袋をかぶせられ、工作用のハサミで髪を切られた。