奈良県橿原市教育委員会は15日、市立耳成南小で、児童の持病や健康診断の記録など個人情報計1284件が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。データの外部への流出は確認されていない。
市教委などによると、8日午後4時半ごろ、20代の女性教諭が職員室で共用パソコンにデータが入ったUSBを挿入し書類を作成していたが、来客対応のため離席し、午後7時半に戻るとUSBが無くなっていた。
パソコンから外したかどうかは覚えていないという。 USBは女性教諭の私物で、パスワードは設定していなかった。配慮が必要な児童の個人名や面談記録、延べ550人分の身体測定や健康診断、全校児童分の欠席の記録などが入っていた。