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鳥羽副市長が辞職表明 金銭トラブル「市政に不信感」
【鳥羽】鳥羽市の木下憲一副市長は二十八日、市のごみ処理をめぐる金銭トラブルで、市政に対する不信感を与えたとして、今月末で辞職する考えを明らかにした。二十日、木田久主一市長に辞表を提出した。

 木下副市長は「ごみ処理の方法が不適切だ」と抗議してきた右翼団体とのトラブル解決を名目に、介護事業所を経営する藤原長治被告から現金約四千万円を脅し取られたとしている。

 木下副市長は「脅しに屈したのは責任ある立場としてふさわしくなかった。市民に迷惑をかけて申し訳ない。市政への信頼回復に努めたが、体力的、精神的に限界がきてしまった」とのコメントを出した。

 木田市長は「(市長の)任期が四月までなので後任については考えていない」としている。

 木下副市長は県立鳥羽高校卒業後、昭和四十四年四月に入庁。企画課長や財政課長などを歴任し、平成二十一年五月、副市長に就任した。





ごみ処理トラブル:三重・鳥羽副市長が辞職
毎日新聞
 三重県鳥羽市のごみ処理を巡るトラブルで現金を脅し取られたとされる木下憲一副市長(66)は28日、市役所で記者会見し、木田久主一(くすいち)市長に辞職願(31日付)を提出したことを明らかにした。辞職願は受理され、木下副市長は「市民に多大なご迷惑をかけ、市政へ不信感を与えた」と陳謝した。

 副市長への恐喝などの罪に問われた同市岩倉町、介護事業所経営、藤原長治被告(64)は津地裁で公判中。起訴状によると、木下副市長は昨年12月、藤原被告に200万円を脅し取られたとされる。市のごみ処理が不適切だと抗議する右翼団体とのトラブル解決名目だったという。

 木下副市長は会見で「相手の要求に屈し、(市幹部として)ふさわしくない行為だった」と振り返り、「精神的、体力的に公務を遂行するのが厳しくなった」と説明した。

 木下副市長は市職員を経て2009年5月に副市長に就任し、現在2期目。【林一茂】