長与町長、大雪時に新年会で飲酒 警報下、副町長も同席 [長崎県]
県内が記録的な寒波に見舞われ、大雪警報が出された24日、長与町の吉田慎一町長が長崎市のホテルで自身の後援会の新年会に出席し、飲酒していたことが30日分かった。警報に伴い設置した町の警戒本部の本部長だった鈴木典秀副町長も同席。吉田町長は取材に対し「私が出席しないように言うべきだった。軽率だった」と釈明した。
吉田町長によると、新年会は毎年恒例で、24日午後0時半から2時間程度開き、約130人が出席。町長は「自分は酒をついで回る立場だったので、少ししか飲んでいない。何かあっても、すぐに対応できる状況だった」と説明した。
新年会を中止しなかった理由について、吉田町長は「送迎バスも出ることになり、出席者の安全は確保できる。中止するとかえって混乱する」と判断したという。「長崎に長年住んでいるが、そこまでの大雪になるとは思っていなかった」とも弁明した。
=2016/01/31付 西日本新聞朝刊=
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危機管理意識の問題