特報 宝塚市長汚職を追う01-A | 堺 だいすき ブログ(blog)

堺 だいすき ブログ(blog)

堺のいろんな情報・・・出来事・・・・もろもろを書き綴る
辛らつなブログ。
since2007.0705
nothing about us
without us

シリーズで宝塚市長汚職を追う・・。

以下産経新聞より引用

「まさか」また捜索 宝塚汚職で職員落胆

2009.2.20 12:47

 収賄容疑で市長が逮捕された兵庫県宝塚市役所に20日、県警が捜索に入った。前市長の汚職事件に続き、2代連続の捜索に職員からは「まさかという思い。言葉が見つからない」と落胆の声が上がった

 午前10時半すぎ、捜査員約20人が段ボール箱 を手に市役所に入り、市長室や、事件の舞台となった墓苑事業を担当する環境部などを捜索。職員に質問しながら資料を探した。市役所を訪れた市民は物々しい雰囲気に「何ごとか」と驚いた様子だった。

 坂井豊副市長は記者会見し「大変残念に思っている」と述べた。市の顧問弁護士が19日夜に市長の阪上善秀 容疑者に接見したところ、逮捕にショックを受けていた様子だったことも明らかにした。

【宝塚市長汚職】贈賄業者が墓地に隣接の土地所有

2009.2.20 15:39

 兵庫県宝塚市の霊園造成にからみ、市長の阪上善秀 容疑者(61)=収賄容疑で逮捕=が現金100万円を受け取っていた汚職事件で、この霊園に隣接する山林を、神戸市内のコンサルタント会社社長、西岡榮太郎容疑者(69)=贈賄容疑で逮捕=が造成計画浮上直後に購入していたことが20日、分かった霊園造成には隣接地の土地所有者の許可が必要といい、県警捜査2課は西岡容疑者が下請け参入など工事を優位に進めようとして山林を購入したとみて調べている。

 県警は同日、同市役所を家宅捜索、市長室などから関係資料を押収した。また、阪上容疑者らを送検した。

 同課の調べや不動産登記によると、この山林は同市都市整備公社が開発した「 宝塚すみれ 墓苑」西側の約8000平方メートルで、元同市議の井ノ上均容疑者(64)=同=が平成2年に贈与を受けて所有。13年8月に財産を差し押さえ られて手放したが、西岡容疑者経営のコンサルタント会社「 神戸市湾岸開発 」が14年10月に売買予約を入れ、15年3月に取得した。

 一方、霊園造成は14年3月、民間の開発会社がゴルフ場を転用し、宝塚市に売却する方針を固めていた。西岡容疑者が山林を購入した当時神戸市湾岸開発 とコンサルタント契約していた西武建設 が霊園を造成する方向で関係者間で協議されていたという。しかし、開発会社の経営悪化などから墓地開発は見直され、当初の計画が白紙に。市公社が規模を縮小して開発することとなった。

 西岡容疑者は阪上容疑者が市長に就任した18年4月以降、墓地業務の担当者らに「工事を進めるには(隣接地を所有する)自分の同意が必要だ」と頻繁に抗議。阪上容疑者にも工事の規模を本来の規模に拡大するよう要請していたという。

【宝塚市長汚職】「知事に広域化を助言された」と部下に指示か (1/2ページ)

2009.2.21 01:32

 兵庫県宝塚市の霊園造成をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された同市長の阪上善秀 容疑者(61)が「知事に霊園の広域化を検討してはどうかといわれた」と、霊園事業の担当職員に広域化の検討を指示していたことが20日、分かった。贈賄容疑で逮捕されたコンサルタント会社社長、西岡榮太郎容疑者(69)は事業協力する中堅ゼネコン の参入を図るために工事の規模拡大を求めており、県警捜査2課は、意向をくんだ阪上容疑者が知事の助言を利用して事業拡大を実現しようとした疑いもあるとみて調べる。

 県警は同市役所の家宅捜索で、市長室などから書類など段ボール 約25箱分の資料を押収した。

 同市関係者によると、阪上容疑者は18年4月の市長選で当選後、霊園造成事業の担当職員に同県の井戸敏三 知事(63)を訪問した際のやり取りを紹介。「当選報告に行った際、『せっかく大きな霊園をつくるなら、墓の少ない尼崎市や伊丹市などを交えて広域の墓にしてはどうか』といわれた」と説明したという。

 さらに阪上容疑者は「県主導で動けば、バブル崩壊後にストップしている県の事業も動き、宝塚市北部のインフラも整備される可能性がある」と伝え、広域化や事業規模の拡大を検討するよう指示したという。贈賄側の西岡容疑者や元市議の井ノ上均容疑者(64)は、西岡容疑者の推す中堅ゼネコン、西武建設参入のため、造成規模の拡大を市側に頻繁に要望。就任直後の阪上容疑者にもわいろ100万円を渡して、事業拡大などを要請していたが、実現しなかった。

 井戸知事は産経新聞の取材に対し、阪上容疑者とのやりとりについて「よく覚えていないが、私のことだから、あのあたりは霊園が少ないので宝塚市だけではもったいないと言ったかもしれない」と話した。

【宝塚市長汚職】市長が発注方式の変更を指示

2009.2.21 11:10

 兵庫県宝塚市の霊園造成事業をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された同市長阪上善秀 容疑者(61)がわいろの100万円を受け取った後、造成工事の発注方式を、複数の業者が参入できる「 分割発注方式 」にするよう提案していたことが21日、分かった。県警捜査2課は、阪上容疑者が贈賄側のコンサルタント会社と業務提携していた中堅ゼネコン 「 西武建設 」を参入させようとしたとみている。

 同市関係者などによると、阪上容疑者はコンサルタント会社社長、西岡榮太郎容疑者(69)らから、現金100万円を受け取った約4カ月後の平成18年7月ごろ、助役(現・副市長)や担当の幹部職員が集まった霊園造成に関する協議の席で、「地元業者が受注できるようにしたい」と発言。さらに「分割した方が事業も早く進む」と、1つの業者が独占するのではなく分割発注方式 をとるよう提案したという。

 しかし、他の幹部職員らは分割発注にすると人件費などのコストが高くなり、計画も混乱することなどから反対。阪上容疑者は難色を示したが、結局、当初の計画通りとなった。

 同年10月に実施された造成工事の一般競争入札 では、東京都内のゼネコン が落札し西武建設 は受注できなかった。阪上容疑者は19年1月に100万円を返却したという。

宝塚市長汚職 阪上容疑者、別の複数の業者からも現金 総額数千万円

2009.3.11 11:58

 兵庫県宝塚市の霊園造成事業をめぐる汚職事件で収賄容疑で逮捕された前市長阪上善秀 容疑者(61)=辞職=が、県警捜査2課の調べに対し、逮捕容疑とは別の市発注事業などにからむ複数の業者から現金を受け取ったと供述していることが11日、わかった。県警が把握しているだけでも、受け取った現金は総額で数千万円に上るという。すでに県警は関係者から任意で聴取を進めており、収賄容疑も視野に、阪上容疑者から業者への便宜や、わいろ性の有無などを慎重に捜査するとみられる。

 霊園事業をめぐる汚職事件で神戸地検は同日、阪上容疑者を収賄罪 で起訴する方針だが、事件は今後、新たな局面を迎える可能性も出てきた。

 捜査関係者によると、阪上容疑者は、市の事業を受託したことのある複数の業者などから、現金を受け取ったことを認めているという。大半のケースで100万円以上の現金を受け取っていたというが、手渡しだったため阪上容疑者側に入金記録などが残っておらず、受け取った額や日時などについてはあいまいな供述をしているという。

 県警は、これらの現金の受領が収賄にあたる可能性もあるとみて、阪上容疑者が現金の提供を受けたと供述した兵庫県内の複数の廃棄物関連業者などの事情聴取に着手。現金の趣旨などについての捜査を慎重に進めている。

 阪上容疑者は2月19日、霊園整備工事をめぐり、神戸市内の経営コンサルタント 会社社長(69)から、業務提携する中堅ゼネコン を工事に参入させたいとの意志を認識しながら、現金100万円を受け取ったとして収賄容疑で逮捕された。

【宝塚市長汚職】阪上前市長を再逮捕 議会で入札めぐる疑惑次々 (1/2ページ)

2009.3.11 23:32

 プラスチックごみ処理事業については、これまでも、落札業者が失格になるなどの経緯が不自然として、市議会で質問が取り上げられてきた。

 19年1月31日に実施された同事業の入札で、リ社の応札価格は、非公表のはずの予定価格調書に記載された「4万4300円」と同じだった。調書は同月22日に阪上容疑者が、自筆で金額を書き込み、押印して決裁していた。入札当時、予定価格を知り得た人物は、阪上容疑者と決裁を持ちかけた契約課長の2人のみ。予定価格は、別の入札参加業者の予備見積価格と設計価格とも同額だった。

 「情報漏洩(ろうえい)か談合が行われたとしか考えられない」。昨年9月、市議会総務常任委員会で委員の1人が指摘したが、阪上容疑者は「そのような事実はございません」と否定した。

 市議会ではほかにも、阪上容疑者が就任直後の18年4月26日、プラスチックごみの処理に関する庁内打ち合わせの直後に、内容を田中容疑者に漏洩した疑惑が浮上。阪上容疑者は「内容を伝えたことはございません」と釈明した。こうしたなか、落札を取り消された業者が昨年12月、市を相手に約3900万円の損害賠償を求める訴訟を起こす事態にまで発展。再逮捕を受けた宝塚市の会見では、阪上容疑者が1番手の業者を失格にした後、「(次の業者を)早く決めないとダメだ」などと担当部署に迫っていたことなども明らかになった

 ある市幹部は「価格を事前公表して透明性を確保する対応が必要だった。歴史は繰り返されたとしか言いようがない」とうなだれた。

 




前市長、贈賄業者の繰り上げ指示 ごみ処理事業汚職 兵庫・宝塚

2009.3.12 12:38

 兵庫県宝塚市発注のプラスチックごみ処理委託事業をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された前市長阪上善秀 容疑者(61)が入札直後、担当職員に対して、落札した同県尼崎市内の業者について「不備がある」などと指摘し、契約を見直すよう指示していたことがわかった。阪上容疑者はこの業者を失格にした後、担当部署に次点だった贈賄業者と契約を結ぶよう迫っており、県警捜査2課は贈賄側に受注させるための取り計らいだったとみて追及する。

 県警は同日午後にも、同市役所などを家宅捜索に着手。阪上容疑者をめぐる汚職事件での市役所の捜索は2回目。

 関係者の話では、阪上容疑者は尼崎市内の業者が事業を落札した直後の平成19年2月初旬、「落札した業者には事業のための施設を設置する許可がないのではないかと聞いている。確認してほしい」などと担当職員に指摘。しかし、職員は調査した後、問題はないと回答したという。

 同県宍粟市 の廃棄物処理会社「リ・テック」社長田中克典 容疑者(68)=贈賄容疑で逮捕=らは阪上容疑者から入札の予定価格を聞き出し、同額で応札したが、尼崎市の業者がさらに低い価格で落札した。その後、阪上容疑者には田中容疑者側から、謝礼の500万円が渡っており、県警は阪上容疑者が当初のもくろみ通りリ・テックに受注させるため、工作を働いたとみて追及する。

贈賄業者に便宜図り「コンプライアンス重視しなければ」

2009.3.13 12:19

兵庫県宝塚市 発注のプラスチックごみ処理委託事業をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された前市長阪上善秀 容疑者(61)が当初の落札業者の事業形態について、市役所内で「コンプライアンス を重視しなければいけない」などと問題視する発言を繰り返し、次点の贈賄側業者の繰り上げ を図っていたことが13日、市関係者の話でわかった。

 県警は同日、阪上容疑者と贈賄側の同県宍粟市 の廃棄物処理会社「リ・テック」の社長ら2人を送検した。

 関係者らによると、阪上容疑者は平成19年3月5日、当初の落札業者の事業形態の適法性について県の判断を仰ぎに直接県庁を訪れ、県が「法令上は問題があるが最終的には市の判断」と回答していたことが既に判明している。

 その後、阪上容疑者は市の担当職員らとの協議の場などで「県から(契約は)あかんといわれた」「コンプライアンス重視 」などと、契約を見直すよう働きかけた。これらの結果、県庁訪問のわずか3日後には当初の落札業者を失格とすることが決まり、3月下旬には贈賄業者と契約することになった。


以上引用

なんともいえない実態がどんどんと明らかになる・・。

市長って結構、権限を持っているんだ・・・。

どんな人を選ぶのかと言うことの人間性とかが問われてくるんだろう・・。