犯罪事件簿 現在の社会風潮? 大麻 ホームレスに作らせる…40歳容疑者を逮捕 三重 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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大麻 ホームレスに作らせる…40歳容疑者を逮捕 三重

7月27日9時53分配信 毎日新聞



 大麻栽培“農家”への転身は苦労続き--。三重県警組織犯罪対策課と鳥羽署は26日、営利目的で大麻を栽培したとして、京都市伏見区横大路天王前、衣料品店経営、相坂○勇容疑者(40)を大麻取締法違反(営利栽培)容疑で逮捕した。相坂容疑者は、京都でホームレス生活をしていた大内○二被告(57)=大麻取締法違反罪で起訴=を雇い、三重県志摩市内の小屋やアパートを世話して、約5年間にわたって大麻を作らせていた疑い。大内被告は栽培場所近くの小屋に泊まり込みながらの作業の末、相当額の大麻を“生産”できるようになっていたという。

 調べでは、相坂容疑者は01年ごろ、京都市内の河川敷でホームレス生活をしていた大内被告に「いい暮らしをしてみないか」と声をかけ、志摩市内の山林に連れていった上、毎月10万円程度の生活費を渡し、山林や市内のアパートで大麻を栽培させていた疑い。相坂容疑者は「大麻のことは知らない」と容疑を否認しているという。

 大内被告の供述によると、山林での大麻栽培は失敗の連続で、野ネズミに食べられたり、台風に襲われたりして初めの2年間ほどは思うように収穫できなかった。ブロックで風を防ぎ、軌道に乗ったのは3年目ごろで、最高で5キロの乾燥大麻(末端価格2000万円相当)が収穫できるまでになったという。

 今年も約200株(同1600万円相当)を栽培していたが、6月に「大麻畑がある」との情報を得た署員が駆けつけ、畑で作業していた大内被告を発見、逮捕した。大内被告は、大麻がすべて抜かれ、県警に押収されたと聞くと、ショックで座り込んだという。

最終更新:7月27日9時53分

以上ヤフーニュースより引用


この事件も、世相を反映している事件なのかなとも思いますね。

ホームレスの57歳の男性・・・。山奥での暮らしと生活費。束の間の充実した生活だったのかもしれませんね。自然とふれあい、ギスギスした世間との隔絶・・。


苦労して育て、やっとできた「作品」・・。ショックというのもなんとなくわかるような気がします。

なんとなく、物悲しさを感じますね。

一方で、自ら手を汚さずに資金の提供で、指示する40歳の経営者。

これもまた、現在の社会の風潮を感じてしまう。


少し切ない事件でした。