タトゥー刺青の除去について ③
実際にテレビ放映された内容です
https://www.youtube.com/watch?v=dSvqnDrYHV8
タウンビューティーストリートへようこそ。
タウン形成外科クリニックの石原です。
この番組では、美容について専門医の立場からお答えしていきます。
今回はタトゥー、刺青除去の治療法について具体的にお話ししましょう。
まずはレーザー治療です。
レーザーでタトゥーの色素を薄くしていく方法です。メスを使わないため、体への負担は少なくダウンタイムが短いのが特徴です。最適なレーザーを選択すれば、回数は必要ですが、 かなりタトゥーを薄くすることができます。
前回もお話ししましたが、黒や濃い茶色のような色のタトウーには良く反応するのですが明るい色ほど反応しにくくなります。最近では、緑や青など明るい色でも治療できるレーザーが使われ始めましたが、それでも赤や黄色などには難しいです。
次に切縫法です。
これはその名の通り、タトゥーを切り取って、残った皮膚を縫い合わせる方法です。レーザーでは取れないようなタトゥーでもこの方法で除去することができます。ただし、あまりにタトゥーが大きすぎると皮膚同士を縫い合わせるのがとても難しくなります。
そして、植皮法です。
タトゥーを皮膚ごと除去し、身体の別の部位の皮膚を薄く剥がして植えつける方法で、火傷の治療にも使われます。レーザーでは反応しにくい色、そして切縫法では取りきれない広範囲のタトゥーでも除去することができます。欠点としては別の部位に皮膚を薄く剥がした跡が残るということです。
タトゥー除去を始める際には、具体的にどうしたいかをご自身できちんと考えてみましょう。そして、診察やカウンセリングで治療内容などの医療的な不安な点はもちろん、治療にかかる費用や期間についても理解し、納得した上で治療を始めることが大切です。
タトゥー刺青の除去について ④
実際にテレビ放映された内容です
https://www.youtube.com/watch?v=eXKXB8MITjA
タウンビューティーストリートへようこそ。
タウン形成外科クリニックの石原です。
この番組では、美容について専門医の立場からお答えしていきます。
美容外科、形成外科でタトウー・刺青を除去する治療をしています。
身体のほんの一部分のタトウーからかなり広範囲のタトウーまで取りたいという希望に合わせ治療を行っていきます。
タトウーを除去するのは、簡単なように思われている人もいるかも多いと思いますが、実はとても難しいものなのです。
なぜならタトゥーの大きさ・範囲。そして色素の深さ。さらに、使用している色の種類によって治療にかかる期間・治療法が変わってくるからです。
タトゥー・刺青除去の治療法は数種類あります。
メスを使わない為、体への負担が少ない【レーザー治療】
できるだけ早く消したい方に向いている【切縫法】
レーザーでは反応しにくい明るい色や広範囲のタトゥーの方に向いている【植皮法】
これらの中から最も適した方法で治療をしていきます。
美容外科や形成外科でタトゥー刺青を除去するために訪れる場合に、
・完全に取れなくてもある程度薄くなればよい
・手術も含めて、傷が多少残ってもすべて取りきってほしい
・仕事や学校など、社会生活に影響しないように治療していきたい
・仕事や学校を一定期間休んでもいいのでその間にしっかり取りたい
など、具体的にどうしたいかしっかりとご自身で考えドクターに伝えましょう。
タトゥー・刺青除去の手術は豊富な経験と高度な技術が必要になります。診察やカウンセリングで治療内容など不安な点はもちろん、治療にかかる費用や期間についてもしっかり話し合い、信頼・納得した上で治療を始めることが重要なのです。
タウン形成外科クリニック
石原 信浩 先生
タウン形成外科クリニック
日本美容外科学会認定専門医Dr石原の診療ブログ~いろんなオペやってます~