今年は新型コロナウィルスの影響で、新年度、新学期等、遅れや延期、イベントの自粛など様々な弊害がありました。
遅れを取り戻すための短い夏休みが終わってしばらくして、子どもが、
学校に行きたくない
と言いました。
よくよく話を聞いてみると、クラスのみんなで撮った写真が送られてきたのですが、1番端で写っているはずの娘が切れて写っていなかったのです。
本人の少々内向的な性格も災いしてか、それまでもあまり打ち解けていなかったように感じていたようです。そこへ持ってきて今回の写真が送られてきたことで、強烈な疎外感を感じたのでしょう。
端っこ切れるから少し寄ってー
この一言すら言って貰えないのか、と思ったでしょう。
そんなことで!?と思うでしょう。
私も思います。
しかし、「そんなこと」を些細な事と捉えられない人間もいるのです。
私切れてるじゃん!笑、と笑って流せない人間は、確かに存在するんです。
もちろん本人の気分的なタイミングもあると思います。
みなさんも1度は聞いたことがあると思います。
「人」という漢字は支え合ってできている。
あんなもん嘘ですから。
書いて貰えばわかると思いますが、
大きい「人」が、
小さい「人」に、支えられてできている漢字なのです。
人は誰かに支えて貰わないと立てないんです。
私も娘もあなた達も、ひとりひとりが大きい「人」です。支えられて生きていることを忘れないでください。
そして周りの大きい「人」を支えていると思って生きてください。
誰か、倒れそうな人がいたら、支えてあげてください。
歴史に名を残すような偉人になれる人でもない限り、長い人生の中で人に誇れることは、そんなに多くありません。
願わくば、あなた達が大人になって学生時代を懐かしむ時、
自分達はあの時アイツを支えたんだ
と胸を張って言えるように。
そんなに難しいことじゃありません。
「アイツ」がそこにいることを認めてあげてください。
「アイツ」があなたの横に座っているのをわかってください。
できるなら、肩を叩いておはようと言ってあげてください。
あなたの横にいる「アイツ」はそこにいるだけで勇気を振り絞っているかもしれません。
あなた達が大人になって家庭を持って、お子様に学生時代の武勇伝を語ってください。
私はあなた達を一生誇りに思います。
辛い受験勉強を乗り越えて、縁あって同じ教室に座っているのだから。