こんにちは。
いしいみえです。
職場で、
久しぶりにネイティブの先生の授業のアシストに入ることに
なりまして。30分ほどですが面白かったです。
私自身にもですが、英語を勉強している方にも参考になるかと
思い備忘録しておきます。
日本人の習慣についての話で、風呂に関する文章を英訳するという課題。
ほぼ生徒さん全員が、take a bath,have a bathという表現を使っていたのですが、
先生に言わせると、西洋人の風呂の入り方は、バスタブにお湯をはって入り、
その中で石けんを泡立てて体洗ったり、髪洗ったりで、お湯が汚れる入り方です。
日本人は、湯船のなかでそんなことはしないでしょう。
だからそれを表現するには、bathing,(ベイジング)もしくは、
soaking in the bath が的確、だそうです。
「僕のクラスでは、今後、君たちは「風呂に入る」はtake/have a bathの表現は
使わないでね!」
とさえ言っていました。
もう一つは、「除夜の鐘」を説明する課題で、
「108つ鐘をつくのは、人間の煩悩は108つあるから、鳴らすことによって
煩悩を消し去ることができる。」ような内容でしたが、
先生は、worldly desire(回答見本)は、「煩悩」を表すのには適切ではないと思うと
言っていました。
「僕、煩悩の108個のリストを見てみたんだけどね、
defilement(s)という単語があっていると思う。発音は「ディファイルメント(ツ)」。
キリスト教では、宗教的な言葉だよ。」と。
辞書で調べたらば、確かに「汚れ、穢れ、冒涜」という訳が。
あとは、「108つ鐘をつく」、は「ring a bell 108times」ではなくて、
「strike a bell 108times」のほうがいいね~と言ってました。
にゃるほど~ 英国出身、日本在住20数年ともなると
日本の習慣にもお詳しいですね。
私も勉強になりました。
本日は以上です。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。