あしたは部活の発表があるらしい
毎週火曜日は我孫子駅からではなく天王台駅まで、彼女と歩いて帰るのが日課だったが、無理だろうか。昨日その話を持ちかけてみたら、「待つー」といってくれたので、自分たちの発表が終わったら用事があると嘘をついて帰ろうとおもう。
気づけばもう6月も末、1ヶ月を迎える。好きな気持ちは日に日に増していくばかりだ。
こんなに幸せなのは初めてだ。あんなに悩んでいた日々は、まるで別世界だったかのように感じる。この中途半端な空の下でふと中学の頃を思い出した。
空は曖昧だ。一見暗さを見せるが雨を降らさない。彼女の気持ちもまた、曖昧と言った方がいいのだろうか。おれは時々不安になる。
またこんな気持ちで、あしたを迎えるのだろう。ゆっくり、歩いて帰ろう。
