暑い夏がやってきました。
入居者様から、ほぼ毎日のように問い合わせがくるのは、エアコンについてです。
エアコンが壊れた、リモコンの画面が消えて操作ができない、水がポタポタ室内に垂れてくる、設定温度をいっぱいまで下げてフル稼働してるのに冷えない、など。
原因は、かなり、日々のお手入れ不足が多いです。
まず、エアコンには簡単に取り外しができるフィルターがあります。1週間に1度は掃除機で吸うなり、水洗いはしていただきたいところです。フィルターがほこりでびっしり、
「今まで掃除したことがない、こんなところにフィルターがあることも知らない」という方も。
リモコンの画面が消えた、というのも単純に電池が切れていたり、接触不良で、電池をクルクル回転させるだけで治ってしまうことも多いです。
水がポタポタ室内に、という場合、いろいろな原因があります。珍しくないのが、水を排出するドレンホースからカナブンなどの虫が入り込み、出られなくなって、どんどん登って、最後に詰まってしまう現象。
ダイソーにエアコンドレンホースの虫侵入を防ぐキャップがありますので、できれば取付けしていただきたいです。
また、室外機が直射日光を浴びてしまう場合、フル稼働しても冷えにくいです。室外機の上にかぶせる反射カバーで対策していただくと、冷えやすくなります。
1年に1回は、プロのおそうじ屋さんにエアコンクリーニングを頼むのが本当は必要です。どうしても内部に汚れとカビが発生するので、カビの胞子をエアコンがまき散らす、という最悪状態になってしまいます。入居者様負担の有料になりますが、プロのエアコンクリーニングを施工させていただきたい、とお願いすることも多いです。
汚れやカビが落ちると、エアコンにかかる負荷が減る、すぐ冷える、電気代が減る、カビが飛ばず快適、ということで、元は取れると思います。