はい、
お久しぶりです
けんちゃんです。
既に30度を超える夏日が続いておりますねー。
十輪-towa-を綺麗にしようと思って、
外の畑を綺麗にして
十輪-towa-の天井をバキバキとさっぱりさせて
そん時に全身汗だく、埃まみれだったんだけど
なぜか全身蕁麻疹発生;;;;
なぜ・・・・
まぁ、こんな痒々事情は置いておきまして
実は、
6月第一週に被災地支援ボランティアに行ってきました。
もう三か月以上前になるんですね
3.11
地震があった当初は
店の買い出しでチャリをこいでました。
隣にあった8階建てのマンションが豆腐のように揺れていて
「あー、日本オワタ」って独り言言ったのを覚えてます。
あの時は
ただUSTREAMにかじりついて映像を見ているだけで、
全ての予約がキャンセルされた店舗で
ただ何もできずに居ることがとても歯がゆかった。
同時に自分のことしか考えられてなかった。
絶対に現場に行って微力でも出来ることがしたい!
ってずっと思ってたから、
6月一か月自由に動くと決めたときに
被災地にはいこうと決めた。
アドバイスくれたlalaありがと。
知り合いが何人か現地入りしてて、
でも装備を全部買って揃えて
行き返りの交通費のことを考えると
何かいい案がないかなぁ?
って思ってる時に
前回の日記でも紹介しました
コウさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3495195
が日記を書いていて、
それがコモンビートが
http://www.commonbeat.org/
社会人向け週末ボランティア用の
無料バスを出しているという情報でした。
直接話を聞いて、
事務局の方にいろいろ話を伺って
即決で申し込みました
僕が行ったのは3日夜に出発して 5日夜に帰ってくるチーム
よく報道されている「石巻」が現場でした。
作業は住民の方の依頼を受けて行うというもので、
僕らが行ったときは
「側溝のヘドロ撤去」
でした。
津波が襲ってきた街の一角で
道路や建物が海水でいっぱいになり、
道路わきの側溝にたくさんのヘドロがたまってしまっているのです。
天気がいいと凄い悪臭を放つし、
雨が降っても流れがせき止められてしまうために
簡単に溢れかえってしまう状況が、震災以降ずっと続いているという事でした。
ひたすら手作業
側溝の重たいブロックをよっこらしょと外し、
割れた皿やレコードやのこぎりや鉢植えなんかを素手で取り除いた後に
スコップでヘドロちゃんを撤去
何百袋もの土嚢をひたすらトラックで回収
そうやって一つ一つの通りを綺麗にしていく
なんとも地味ながら、
なかなかハードなお仕事でした。
4,5人のチームで分かれて作業したんだけど、
普通になんか、
楽しかったw
不謹慎かな?
でも、楽しかったな。
良い時間だった。
総勢70名程度のボランティアで
2日間かけて作業できたのは
わずか300M程度
まだまだ仕事が山積みな感じでした。
そうやって楽しみながら作業ができるっていうのも
震災当時から動きまくって、
危険と隣り合わせながら支援活動の基盤を作ってくれた方々と、
震災の恐怖にも負けずに元気に生活し続けてくれてる現地の方々のお蔭なんだなぁと、
帰ってきてから気付いて感謝する
そんなだめだめな僕です。
ちなみに石巻は
仮面ライダーやサイボーグ009で有名な
石ノ森章太郎の漫画館があって、
町中に等身大のヒーローたちが立っているんだけど、
奇跡的に津波に飲み込まれても倒れずに残っていたらしい!
ヒーローは屈さず。
かっこよすぎでしょ。
石巻に行って思ったこと。
生きてるってこと。
笑える事も、悩めることも、葛藤も、充実も
生きているからなんだ。
悩みで頭がいっぱいな時は、
全然余裕なくて、
自分が世界で一番の不幸ものみたいに悲しくなったりするけど、
そんな時は
被災地行って、体動かして、人の温かみに触れて、
悩める幸せを実感するといい。
家族や大事な人を亡くした人。
長年続けてきた職を失った人。
買ったばかりの家が崩壊してしまった人。
東京にいるだけじゃ想像は出来ても
どっかの国の出来事にしか思えないけど、
そこには同じ国の人間がすごくパワフルに生きてて
そして笑ってんの。
一緒に笑えんの。
俺なにで悩んでたの?って感じ。
視野めっちゃ狭っ。
生きてんだ。
呼吸してんだ。
血が流れてんだ。
人を想えてんだ。
なら、
体動かさなきゃ。
生きてること実感しなきゃ。
心から笑おう。
そんなこと、思いました。
ボランティアが集まりやすい石巻ですら、
作業はたくさんあります。
本格的に夏に入ってしまう前に、
出来るだけのことをする必要があります。
現場に一度は入って活動することを
強くお勧めします^^
俺も、
ヒーローになろ