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今、私は『 お母さん』と
呼ばれている⋯。
呼んでいるのは『 実母 』です⋯
昨夜🌃も、結局、殆ど眠れず朝を
迎えてた。
私は亡き兄貴とは違い、寝ずに看病してもらったり、心底愛してもらった覚えもない⋯。
ずっと憎んで生きてきた⋯。
ずっと消え去ることだけを考えてた。
自分自身、この人の介護をするとは夢にも思っていなかった⋯。
一番大嫌いな親父が死に翌年、兄貴が他界⋯。
血の繋がった家族は、もう、この人しか居なくなった。
愛されなかったことの怒りや寂しさは今でもある。
自分自身が味わったことを、自分の子にはさせたくない、終わらせなきゃいけないと、結婚も子どもも諦めた⋯
そんな思いをしたのに、なぜ今、この人の介護をしているのか⁉️
それは、この人もまた、親の愛を知らずに育った可哀想な人だからである。
幼い頃に妹とこの人2人だけが養護施設に捨てられた。
そして、養女に行くも、養女とは名ばかりで、単なる家政婦として、家のことをするためだけに引き取られ、奴隷のように働かされていたことを、叔母から聞いたからである。
この人は、私を愛していなかったわけではなく、愛し方が分からなかっただけの人。
結婚してからも、旦那である親父の顔色を伺い、自分の居場所にしがみついていることだけに必死で、
私が親父から蔑ろにされても、見て見ぬふりをしながら、自分自身の居場所を守ることに必死だったのだ
仕方がないよね。
だから、私は親父だけを憎みながら生きることにした。
この人は、『 愛 』を知らないだけなんだと気付き、自分が同じことをしないように、この家の『 負の連鎖 』を断ち切る為、未婚の道を選んだ
今、私は、この人を介護することで、私自身の存在価値を示したいと思い、日々、全力で介護している。
人間、誰しも多かれ少なかれ辛い過去があると思う
でも、それは、自分自身が変えて行くしかない。
今、私は『 母との関係 』を築き上げる為に生きてる(´・ω・)つ💕💕💕