過度のストレスから、少しずつ減薬してきた薬がまた追加になった。
身体に悪いのは分かっているけど、それでも抑えきれない自分への怒りや周囲の目が気になり緊張してしまう症状が日増しに強まり、昨日の診察で医師と話した上で自分なりに納得しないまでも、周りに迷惑を掛けるよりは薬で抑えられるなら…
そう思い、追加を受け入れた。
やっとここまで減らせたのに…。これで2週間分…。
昔は眠前だけで15錠も処方されてたけど、今はその半分以下の6錠まで減らすことが出来た。
あともう少し…、そう思いながらの長い闘い。
担当医やカウンセラーとの激しいバトルもしばしばあった。
昨日の担当医とのバトルで昔と違っていたのは、
昔は「薬を増やして!!」
今は「薬なんかいらない!!苦しめないで!!」
バトルの内容が変わってきているのである。これは喜ぶべきことだと思っている。
薬に頼らずに治したいともがくようになったのだ。薬では何も解決しない事に自分自身が気付いて変わろうとしている。
今回はこれ以上になると、今よりも自分を追い込み危険だと判断した担当医が薬の追加を提案。
私は、何年もの間、こんな状態が続いていて、薬で抑え込まれることはイヤだと拒絶する事が出来た。
担当医も、簡単に解決する問題じゃないから、ゆっくりいこう…薬が飲みたくなければ追加した分は自分で判断して苦しい時だけ飲めばいいからと付け加えた。
そう、この先生に担当してもらってから、ムチャクチャなことをしなくなったし、薬も転院する前の半分以下それよりも減らすことが出来ている。
今回、担当医が「御守り」だからと言ってくれた追加薬。
飲まないで済めば、次回、病院に持っていき破棄してもらう。飲めば、飲んだ分だけ追加してもらうことで折り合いがついた。
結果、この量になった。
でも、この10年くらいの間、私は悪くなるばかりでもないし、少しずつ変化をしている。
それは、ホントにある歌の歌詞のように「三歩進んで二歩さがる」っていったとこではあるけど、
二歩さがっても着実に進めている一歩があること
その一歩を私はこれからも大切にしていきたいと思う…。
打たれ弱く、だから、粋がってみせたりして人間関係もなかなかスムーズに運べないけれど、
「いつか、克服してやる」
その気持ちでいる。