古手の映画を探していると、配信なしというのにはちょくちょくお目にかかる。

(今のところ、VHSしかないというパターンは幸いほぼないが)DVDしかない、というのはままあることだ。

その手の作品は大概マニアック寄りだから、レンタル屋に行っても在庫はまず期待できない。

そこで最後の切り札になるのが「ツタヤディスカス」だ。

「さすがツタヤ!」というべきか、結構豊富にラインナップを揃えてくれている、心強い味方なのだ。

 

尤も、そうしょっちゅうニーズが生じるわけではない。筆者の利用の仕方はこうだ。

料金プランで4枚¥1000/月(現在は税込¥1026/月)というプランがあるので、その手の借りて見たいDVDが溜まったら、その時だけサブスクを1か月だけ利用する、と決めている。

 

ただし、1回2枚ずつまでしか借りれず、返却してからでなければ次のが送られてこないので注意が必要。

往復の配送期間を考えると、観切るのに時間のかかるのろまな視聴者の筆者は「1か月以内」で4枚こなすのは結構アップアップで大変ではある。

 

わざわざ借りてまでどうしても観たいというタイトルが、「4枚溜まる」というのもそうはない。

今までも利用したのはせいぜい2度程度だろう。

 

ツタヤディスカス自体は、アマプラなどで動画配信が盛んになるだいぶ前から知っていた。

ツタヤがレンタル屋では手に取れないDVD(CDやコミックも扱っている。筆者は利用しないのだが)のタイトルを膨大にアーカイブしてくれているのは、文化的価値が絶大で、国が保護してもいいくらいではないかとすら思っている。

かつて数多くあったツタヤのリアル店舗が姿を消し、配信が隆盛を極める時代にコスパはどうなのかは大いに気になるところだが、これからも引き続き地味な部分でカルチャーを支え続けて欲しいと願うばかりだ。