週足7陽連
日経平均株価の一目均衡表では遅行スパンが雲上限を上回った。
現在の日経平均は2月高値を上回ったあと、昨年末からの急落過程の水準にあたり、累積売買高が比較的少ない価格帯である。そのため、昨年11月22日の安値14700円前後までは大きな節目はなく、今週はその水準に向けた動きになる可能性も十分に考えられる。
一方、週足では3月安値から7週間連続して陽線となり、さらに9週連続で上値を切り上げる足元の反発パターンは、これまでにもあまり見られないが、一旦は戻り一服の可能性も考えられるため、注意が必要な局面であろう。
上値メドは、心理的節目の14500円や昨年11月安値である14700円前後。一方、下値メドは、心理的節目の14000円や25日移動平均線の13690円前後などが考えられる。