株式情報 | 投財堂のドタバタ妄想録

投財堂のドタバタ妄想録

兜町という聖地へ
夢を求め 金を求め彷徨う・・・
市場放浪記、改め・・・・・ドタバタ妄想録。

米ダウは日本の連休中の3営業日(2─6日)で約10ドル上昇という結果になった。ドル/円も2日夕方の水準とほぼ変わらず。きょうの東京市場では「4連休中の海外市場がしっかりしており買いが先行する」(新光証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)とみられている。

 

2日に発表された4月米雇用統計で米非農業部門雇用者数は2万人の減少と、市場予想の8万人減よりも減少数が小さかった。5日発表された4月の米ISM非製造業総合指数(NMI)も4カ月ぶりに分岐点となる50を上回った。「大きく好感されるというほどではなかったが、懸念材料がクリアされた格好になっている」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部部長の高橋和宏氏)という。


スイスの金融大手UBS(UBSN.VX: 株価 , 企業情報 , レポート )が6日、第1・四半期の損失が115億3500万スイスフラン(109億ドル)となったと発表したが、6日の米株は上昇。市場では「個々の問題として受け止められるようになってきた。欧州銀行の決算は5月の懸念材料だったが、相場が腰折れするような材料とはなっていない」(大和証券SMBCの高橋氏)との見方が出ていた。


一方で原油先物価格が一時、1バレル=122ドルを突破。消費への影響が懸念されているほか、資源株に資金がシフトすれば日経平均など指数をけん引してきた金融株の上昇が鈍る可能性があるとみられている。(ロイター)