書道教室初日 | 東洋大学文学部日本文化学科通信課程

東洋大学文学部日本文化学科通信課程

東洋大学に入学して6年目です

石碑の彫り方、技術について研究をしたい。
石碑の字は書家と彫師の2人の手が重なっているのに、その拓本をなぜ手本とするのか?

昨日の書道教室
男性1名が見学に来ました
今年初日なので「書初め」でした。
全紙の1/6の大きさ、60㎝×28cm
二文字書くようにしました。
「前進」「停雲」「未来」を書いていました。
小学生の女子1名は、半紙に1字書く宿題を出されたので「希」の1字を書くことに
お手本を書いて、ところどころ筆を持ってあげて、約2時間書いていました。
できないところは、最後の一画の縦棒。
どうしても短くなってしまう。
どうしても細くなってしまう。
何とか仕上げて、今度は名前
初めての小筆
筆の持ち方から、手の使いようを教えて、書きますが、どうしてもまっすぐかけない。
小さくなる。
何度もお手本と同じ大きさに書くといって、ようやっと大きくなってきた。
たった2時間で書を仕上げようというのですから、無理がある。
結果、「希」は、形・線質・大きさはいい感じで仕上がりました。名前は今一つ。
この状況は大人でも起きます。作品の文字は一所懸命書くのですが、名前はチョコチョコと簡単に書いてしまう。だから、名前が下手。
書の作品は、名前を書き終えて、印を押して出来上がる。
結婚式場などの芳名帳に書くとき、自信をもって書ける人になってほしいですね