柄の長さを変更。3cm長くした。

上は長く変更したもの~折り返し下から柄頭まで32cm。
下は従来使っていたもの~折り返し下から柄頭まで29cm。

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それぞれを持って構えてみた。まず、従来の29cmの柄で。

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次は長くした32cmの柄で。

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まず、右手の形が明らかに変わっている。親指と人差し指・中指の位置関係を見れば
よくわかる。縦長の手の内になっているのが見て取れる。

さらに、左手とベルトの位置関係を見てもらいたい。明らかに下の写真の方が手元が前に出ている。決して意識して変えたわけではない。握り方を変えたら、自然と手元が前に出た。違和感なくこうなった。

おわかり頂けただろうか。柄の長さや握り方を変えただけで、構え自体がこんなに変わってしまうのだ。上肢(腕)と下肢(足)の構えの相関関係は理解していたつもりだったが、柄の長さを3cm変えるだけでこんなに変化するとは予想以上だった。

当然、竹刀の振り方や体全体のバランスが変わるので、打ち方も大きく変わる。これは昨日の稽古で実証済み。打ち出しが非常に楽でスムースになった。

完全に自分のものになるにはしばらくかかるかも知れない。八段審査まで約1ヶ月。少しでも良い剣道が出来るようにさらに修正に努めたい。