こんにちは
四年のまつもとです


回顧録はこないだあげたので
メッセージ性のあることを書いていこうと思います

被っちゃう部分もありますが
そこは多めに見てください🙇


とはいえ書くのは難しいです
自分よりも頑張って上のステージにいる人なんてたくさんいるから
自分が偉そうにかけることなんてほとんどないです


競泳人生はまだ続くのに
ここで僕はこんだけ頑張りましたって書いたら
そこで満足してしまうことになってしまいますし



とはいえ周りの人から書いてほしいと言われていることがあるので
他人から聞かれたことについて答えていきます


偉そうに書いているのも多めにみてください




Q
「大学1→2年の伸びはフォームを変えたのか、練習の意識が変わったのか」


 A
大学1年のインカレで悔しい思いをして
来年は絶対B決勝に残るんだって思いました

そこから変えたこととしては

① 練習環境
② リクトレ・ウエイト
③ フォーム
④ 私生活

があります



大学水泳部は自主的ではあるけど
それに甘えて自分で律せない部分もありました

クラブ練のときの
みんな毎日きてリクトレもして
同じ熱量で頑張る環境が必要だと感じて戻しました

でも自分で気持ち一年間保てば東大のままでもいいかな〜とも思ったのですが
結果的に
怠けているときは叱ってもらって
先輩たちに情けないところを見せられないから
練習も試合も緊張感持って臨めた部分もあり
さらにずっと泳ぎも見てもらい
良い選択でした


②リクトレ
東大では全然やってなかったリクトレも
クラブ練で毎練習前に45分みっちりやって
さらにウエイトも導入しました

華の2Sには週2回やっていました

今までは体重増えたら進まなくなるかもと恐れていましたが
体重増えるだけでも速くなると言われて
筋トレへの気持ち面の障壁もなくなりました

筋トレの回数も自分で1.1倍にしてやっていました

とにかく体重を増やしたかったので
大学いくときもおにぎりたくさん持っていって休み時間に食べていたり
夜中にエンゼルクリームみたいなの食べたりして
体重が一ヶ月で5kg増えました


これで身体の限界をウエイトで押し上げてあげることができました




③フォーム
ドリル期間で各種目の泳ぎ方を掴めたのもですが
その後も肘を立てろと練習中ずっと言われ続けて
水を抑えられるようになったのも大きいと思います
何回先生に手をもってプルの軌道を教えてもらったことでしょうか

試合や練習で先生に限らずいろんな人のアドバイスをもらって
自分でも上手い人の泳ぎと自分のを見比べて試行錯誤しつつ
少しずついい感じになってきました



④私生活
水泳に時間を割くようになりました
いつかのスイマガに載っていた言葉なのですが
「水泳・勉強・遊びの3のうち両立できるのは2つまで」
というものがあります

大1のインカレが終わった後に
少なくとも遊びは断ち切ろうと改めて思いました

遊んでて時間がないって言って練習しないのはダサいというか、、
それでインカレで活躍したいとは言えませんし

また師匠に
「常に可能性の高まる選択をしていくといくと思うよ」
って何気ないときに言われた言葉も大事にしていて

例えば食事だと
グレーバースみたいにカップラーメンを主食にしてオリンピックでメダル取った人もいますが
健康的なご飯を食べた方が速くなる可能性は高いですよね


リクトレをやんなくても速くなる人もいるけど
やった方が可能性は高まりますよね


そういった判断を
履修や練習など日常からやっていました










次いきます




Q
練習や試合で感じたこと、思ったこと byタカサキ



A
だいたいは回顧編に書いてあります

練習のときは思わないけど試合で結果でたら報われたなって思うし
結果が出ないときは自分は才能ないんだな、けど何かえたらよくなるのかなって思います

あと速い人と練習すると練習の頑張り度合いが違すぎて情けなくなります

辛い練習のときや試合のときは
ライバルや応援してくれる人の存在が心の支えになります






Q
大学水泳で大事だと思ったこと byタカサキ

A
上で書いたことはのぞいて箇条書きにしていきます


①応援してもらうこと

「応援してもらえる人になりなさい」
ってよく言われますとね

応援してもらうって言うと
試合会場で声援をもらうことが一番最初にイメージすると思います

会場で応援してもらえると勇気もらえます
インカレなんかが一番いい例ですね
泳ぐほんとに直前も近くで声かけてもらえます



ただそれ以外にも「応援」してもらうことってあると思ってて
泳ぎを見てもらったり、一緒に練習させてもらったり
レースのときにドリンク持ってきてもらったり

そういったたくさんの機会があったから
今の自分があると思っています


もらったアドバイスで泳ぎがよくなったり
練習に対する姿勢を学べたり
試合でサポートしてもらったり

そして
辛いときに「応援しているよ」とか「レース見て頑張ろうと思いました」とか
言ってくれたりメッセージくれたりしたのには本当に救われました





②素直さ
なにかアドバイスしてもらったときに
素直に聞くことも大事です

もちろん全部受け入れてしまってはダメですが、
一旦試してみてダメだったら頭の片隅にしまっておきましょう



③謙虚さ



④感情を大事にする
悔しいと思った気持ちを忘れないことも大事です
「自分は努力不足すぎて引退する先輩たちに声をかけられなかった」
と言いつつも練習に全然こない人もいますからね @タカ⚪︎キ



⑤チャンスを活かす
同じような機会がもう一度来るとは限りません


⑥仲間
きつい練習をやるときに横に人がいると頑張れたり
辛いときに支えあったり。






偉そうに語れるほどの人ではないので
短めに書きました


「人の心は発言では動かない、人の心を動かすのは行動」
と言う言葉がありますが本当にその通りだと思っていて
このブログを読んでみんなの意識はそんな変わんないと思うし(だからそんな長く書いてない)
だからこそいろんな機会をものにしてそのときに味わった感情を大事に過ごしてほしいなと思います


大学水泳は短くはないから印象的なことが起きないと
特に孤独になったときにはモチベーションも保てないと思います


試合に出たり見に行ったり
外部の練習に参加したりして価値観を広げていってほしいなと思います


特に身近な人の活躍ってすごい自分に影響すると思うから
人との繋がりも大事にしてほしいです




最後にいくつか大事だと思った言葉を残します
(さっき発言では動かないっていったのに矛盾してるかもだけど
時折支えてくれたり判断基準になっていたから)



「この中で将来水泳で食っていける人はほとんどいない。
でも無意味なわけではなく水泳をやることで得られるものがあると思うし
速くなる過程でいろんなことを学んでいってほしい」

これは中二の東京都の合宿で豊山の先生に言われた言葉です

たまに思い出します

高三の都高校で一回引退したときも思い出して
「水泳を通してたくさんの仲間と出会えたことがそれなんじゃないかな」
って思いました


そして今回のインカレでも
最後の2Br表彰台のれなくて、ずっと目標にしていた優勝も
もう叶わない夢になったときに
優勝は叶わなかったけどそれまでの過程で
素晴らしい仲間と出会えて切磋琢磨できて
幸せだったなって思いました

得られるものが人とのつながりとは限らないけど
速くなろうとすることで得られるものはたくさんあると思います

そういった部分も大事にしていってほしいです





「可能性が高い方を選んでいく」

上で書いたので省略




「本当のエリートは他人のために働く」

中学校の先生がなんのときかに言ってた言葉です

東大水泳部では練習を外部でしているにも関わらず
自分のために決勝まで残ってくれたり
サポートつけてくれたり
リレーメンバーに選んでもらったり
本当におかげさまで活動できることができました


点数を稼いだりはできたかなと思いますが
自分がドームなどで先輩やコーチにお世話になった分は全然お返しできてなく
そんなにチームに貢献できなかったので
これから返していきたいです




そして最後に部活の方々へ

1-4でかぶらなかった先輩も含めて
ご飯に連れて行ってもらったり
相談に乗ってもらったり
本当にお世話になりました

後輩にも応援してもらって
サポートしてもらって
練習ではあんまり関われなかったけど
仲良くできて楽しかったです


体育会の部活の雰囲気には届いてないと思いますが
完全にサークルみたいな雰囲気の部活だったら
試合のときもみんなのレースで心は動くことはなかったし
部活に関与する気持ちもなかったと思います

もう少し頑張れるんじゃないかなと思うこともあるけど
みんなが真面目に水泳をやっていたお陰で
大学水泳をさらに楽しめました



2Brの決勝後に泣いてて言えなかったんだけど

ほんとに今まで応援してくれてありがとうございました

東京大学運動会水泳部競泳陣
ブログ係(全体主将)
松本きょうたろう