「フォッサマグナより西に全然行ったことない」と言い続けて云年。
7月にやっと新幹線で品川を通過し今回やっと西日本の地に降り立ちました。
昨日のブログの存在をすっかり忘れていた某秋田出身マネ(1)に引き続き、東北出身マネこと越前(2)がお届けします。
本日もインフロニア草津アクアティクスセンターにて第71回全国国公立大学選手権水泳競技大会最終日の競技が行われましたので、結果をご報告いたします。
男子100Fr 予選
堀壮介(4) 54.07★個人ラストレース★
男子400Fr 予選
笠原颯太郎(4) 4:09.04★予選第5位★決勝進出★
野田周平(3) 4:24.16
男子400Fr 決勝
笠原颯太郎(4) 4:05.62★Bestタイ★決勝第4位★
男子100Ba 予選
市川大祐(3) 1:02.93
益子裕太(3) 58.85
水野吉晴(1) 58.32★予選第7位★決勝進出★
男子100Ba 決勝
水野吉晴(1) 58.24★決勝第7位★
男子100Br 予選
羽賀遼太郎(4) 1:06.35★ラストレース★
持田隼人(3) 1:04.67
松本恭太郎(3) 1:01.98★予選第1位★決勝進出★
男子100Br 決勝
松本恭太郎(3) 1:01.05★Best★東大記録更新★決勝第1位★
男子100Fly 予選
後藤和希(4) 1:00.69★Best★ラストレース★
伊藤大輝(2) 58.02
男子200IM 予選
佐々木翔(3) 2:12.45
中西祥旗(2) 2:10.10★予選第6位★決勝進出★
神武秀歩(1) 2:15.62★Best★歴代第11位★
男子200IM 決勝
中西祥旗(2) 2:07.87★Best★歴代第2位★決勝第5位★
男子800FR タイム決勝
7:45.85★Best★東大記録更新★
笠原颯太郎(4) 1:55.72
松本恭太郎(3) 1.54.23
佐々木翔(3) 1:58.75
堀壮介(4) 1:57.15
女子100Fr 予選
秡川典子(4) 1:05.81★個人ラストレース★
女子400Fr 予選
西村和花(1) 4:57.69★Best★歴代5位★
女子100Br 予選
小野﨑歩(4) 1:23.83★ラストレース★
女子100Fly 予選
藤倉璃保(4) 1:04.14★予選第9位★決勝進出★
小野七晴(2) 1:04.31★予選第10位★決勝進出★
女子100Fly 決勝
藤倉璃保(4) 1:03.20★Best★決勝第6位★
小野七晴(2) 1:05.23★決勝第8位★
女子400FR タイム決勝
4:10.00★タイム決勝第7位★
秡川典子(4) 1:04.85★Best★歴代第13位★ラストレース★
西村和花(1) 1:02.82
小野七晴(3) 1:01.75
藤倉璃保(4) 1:00.58
総合
男子 53点 3位🥉
女子 11点 9位(記録史上最高✨)
男子はなんとか最後の最後で追いつき追い越せで来年も引き続きシード権を得ることになりました。
遠路はるばる滋賀の地までお越しくださった洲鎌総監督、押切さん、嶋田さん、克さん、井出さんほかOBの皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
また、本日のレースで
キングさん(4)
歩さん(4)
羽賀さん(4)
典子さん(4)
がラストレースを、
壮介さん(4)
が個人ラストレースを迎えました。
ずっと打ち込んできた名前とタイムの横に★ラストレース★とうつ瞬間は、なんとも言えない寂しさに襲われますね。4年間本当にお疲れさまでした!!!
次の試合は9月5日より東京アクアティクスセンターにて行われます第100回日本学生選手権水泳競技大会となります。
それに先立ち、来週からは(私にとっては)何年も通い慣れ親しんだ宮城県利府町のG21総合プールにインカレメンバー(と愉快な仲間たち)とマネ2名の17名で武者修行(8泊9日の強化合宿)に行ってきます。
合宿の開催にあたり、ご寄付してくださったOBの皆様、本当にありがとうございます。
シーズンラスト、後悔のない自分史上最高のレースで終われるようにここからあと3週間全員で精一杯頑張って参りますので、今後とも応援、またご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
さらに、本日試合終了後引退式が行われました。
Fr陣
Fly陣
インカレ陣(と、あれれ?)
「マブだからね!!」
紆余曲折あり要審議っぽいところもありましたが()そこはご愛嬌ということで。2年生来年頑張ろうね。
4年生の皆さんからのメッセージも本当にありがたかったです。
受け継いだこと、学んだこと、存分に活かしながら、来年もっともっと成長した姿をお見せできるように頑張っていきます。
いつでも二食で待ってます。たくさん遊びにきてください。なんなら現役部員と競って煽ってください。
インカレ組は利府で9日間、一緒に頑張りましょう。
さて。
今回の全国公は本当にドラマでした。
高校同期たちにはごめんけど、高2の東北新人団体優勝を超えました。(アレも最後まで凄く熱かった。主に私の点数計算ミスのせいで、、)
男子8継なんて入場のときにはもう既に涙目でした。去年の夏は死ぬほど病んでて泣きたくても泣けなかったというのに。競泳陣のおかげで感情が戻ってきたような気がします(?)嬉しい話ですね。
七帝から2.5秒あげてるなんて。いくら800とはいえなんでできるんでしょうか。火事場の馬鹿力はやっぱり侮れませんね。
でも。
一番多く何度も何度も見えたのは、「ごめんなさい」という表情、涙でした。
悔しい顔もそうだけど、それ以上にずっと。
その顔を見るたびに、そんな顔させてごめんね、って私自身も支えきれなかった罪悪感に悔いていました。
遠征って本当に難しいなと感じます。
普段とは違うスケジュール、違う食事、違う部屋、違うプール。
慣れない環境で普段通りの結果を出すことがどれだけ大変か。
それなのに、チームのためには絶対にタイムを出して、意地でも決勝に残って、エントリー以上の順位、圧倒的大ベストが求められて。
ただでさえストレスの溜まる状況にも関わらず、1点でも多く点数をもぎ取ってこいって大きな大きなプレッシャーを与えられて。
そんななかで、”いつも通り”のサポートがあることがどれだけ大きなファクターとなり得るか。
”いつも通り”の声がどれだけの安心感を与えるか。
「ごめんなさい」に「そんなことないよ」って、凄く言ってあげたい気持ちでいました。
近くに行って励ましてあげたい気持ちを抑えながら、出場しない選手がいるイレギュラーなこの試合で円滑にサポートスタッフを回せるように、今回私はわざとずっとスタンドに常駐してSlackに来る依頼を常時確認していました。
果たしてこれは正解の行動なんだろうか、そう自問自答しながら。
この3日間の皆さんの感触はどうだったでしょうか。
特にインカレがない人、今シーズンを振り返ってどうだったでしょうか。
納得いっている人もいない人もそれぞれだと思います。
どっちがいい、悪いということは全くありません。
ただ1つだけ、
決して自分を卑下して悲観して、罪悪感や後悔でいっぱいになるのはやめましょう。
どれだけ調子が悪くても、渾身の力でぶつかってくれたこと。
ひょっとしたら予定より順位は低かったかもしれませんが、全力を尽くしたことは十二分に伝わっています。
調子の悪さを体のいい言い訳として使わずに泳ぎ切ってくれたからこそ、
その1点、その0.01秒がチームの力になりました。
あと1点でも低ければ、東大はリレー得点的にシードを明け渡すことになっていました。
たとえ予選落ちしたとしても、苦しいなかでも出し切ろうとする姿が他の選手に影響を与えていました。
攻めに攻めてくれたあなたのレースがあったから、その1点が東大を救ってくれました。
想定では大幅に負けそうでも、実際に一時点差をつけられても、最後までシードへの一縷の希望を全員がずっと持ち続けていたから、8継のあの伝説のような幕切れがありました。
だから絶対に「ごめん」なんて言わないでください。
私たちが贈るのは、一番大きな「ありがとう」です。
この場を借りて、
声出し応援を自粛していた昨年も、そして応援席が遠くなってしまった今年も、
東大のことを最後まで本気で応援してくださった東部国公立の皆様に改めて御礼申し上げます。
東大にときどき来てくださる一部を抜粋する形にはなりますが、それぞれ書かせていただきます。
学芸大さんへ
「シードの夢はあとは東大に託します」
昨年の夏、女子4継が終わり惜しくも4位が確定したとき、カメラマンとして唯一東部応援席にいた私に言ってくださったのを今でも覚えています。
今年の夏、学芸さんが去年の雪辱を果たして、来年シード校として並べることをとても嬉しく思います。
千紗さんはじめ学芸マネさんにはずっとずっとお世話になりっぱなしではありますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
千葉大さんへ
昨年、東大がコロナ流行で声出し応援を自粛するなか、ずっと盛り上げて東大の代わりに声を張り上げてくださっていました。
今年は境遇が逆転してしまいました。今年の東大は、去年の恩返しができていたでしょうか。
来年こそは、ともに万全の状態で迎えられますように。
凪紗先輩、ラストレース本当にお疲れ様でした。凪紗先輩がいなかったら私は中学水泳部に入らなかったし、マネ転向もしなかったと思います。あのとき一貫生マネという背中を見せてくださったからこそ、私は今ここにいます。本当にありがとうございました!!
東工大さんへ
水午後にいらっしゃっていて私自身はほとんどお話したことのない方もいらっしゃいますが、
東大二食のホワイトボードに貼ってあった名前も試合に行くとたくさん見かけられました。
あかりさんはじめ、ラストレース本当にお疲れ様でした。
来年は医科歯科と統合するのもあり、また今とは全く違う布陣になるのかなと今からワクワクしています。
難しい面も多々あるかと思いますが、来年また新生チームとしてお会いできることを心待ちにしています。
インカレに出ない選手にとってはハイシーズンも一旦終わり、
次の大会は任意期間中の秋季公認になりますし、
全員参加の大会は12月、
対抗戦に至っては来年1月の冬六とかなり先の話になります。
レースの少ない時期は自分の成長を感じにくく、モチベーションも上がりにくいように思います。
「次の試合で大ベスト出すために」「来年こそチームに貢献するために」
目標を立てつつ、練習を積み重ねていってほしいなと思います。
そのためのサポートはマネージャーがいくらでもします。たくさん頼ってください。
みんなで強いチームを作り上げていきましょう。
まずは大祐さん(3)、七晴(2)、秀帆(1)、聡一郎(1)、明日のフルエン頑張ってください(*´꒳`*)
京大の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
長くなってしまいましたが時刻も26:50を回っているのでこの辺で失礼します。
Be One