お疲れ様です。寺崎です。
頑張ってラストブログ書いていこうと思います。
僕は高校生の頃からこのブログを読んでいて、自分が東大には入れたら水泳部に入ってこのブログを書く日が来るのかなー、と思っていましたが、もう書くことがないと思うとおじさんになったなあと感じますね。
当時読んだ相馬さんのブログ
https://ameblo.jp/tousui1314/entry-11714671012.html
は、面白すぎて僕が水泳部に入ったきっかけのひとつです。
なので僕も未来の後輩に向けて、平凡な文才ながら、なるべく良ブログを書こうと頑張ってきたつもりなのですが、今の所そんな後輩は見当たらないですね笑
今日の練習には深谷さんがいらっしゃいました!ありがとうございます。
相変わらずの爆速で皆ビビってました。
今日のメニューはりんのすけ作で、いつもは練習の最後にやってるダイブを序盤にやるところが変わってました。
りんのすけのメニューは今日が最後(ワンチャン来週もう一回あるかも)だったみたいです。
さらばmade by Fukano
何をどう書けばいいか分からなくて、とりあえず先輩のラストブログを見にいくのって、ラストブログあるあるですよね。
とりあえずこの4年間を振り返っていこうかと思います。
一年生の最初のシーズンは、今振り返ってみてもどうしようもない人間でしたね。
全然面白い話もできないのに、しれっと先輩についていってごちそうになったり、
たまたま空いてた東部の三人枠に入った義務感で、「今週は定休なしでいくぞ!」と部誌に書いた翌日に休んで〇太郎に呆れられたり、
りんのすけにラーメンをおごらせたりと、まあくずでした。
当時の寺崎を、小島さんは、
「飯とゲームに集るハエのような存在」
と評しています。
最近、「寺崎も昔はよしけんみたいだった」という人がいますが、よしけんに失礼ですね。
「寺崎は昔、よしけんから愛想を取って、脂肪と体毛をくっつけた感じだった」のほうが正しいです。
便宜上、一年生前半を「ハエ期」と名付けましょう。
そんなこんなで、なんとなく水泳部に寄生していた僕ですが、
一年生の後半シーズンが始まると、
栄養講習会がきっかけで、食事を色々工夫したりするようになったり、
当時同期内に広まり始めたウエイトトレーニングにはまったり、
ピーティー(56秒やばくないっすか!?)を信奉し始めたりして、モチベーションがだんだん上がってきます。
小島さんや拓実さんといった先輩方が上手くモチベーションをあげてくださったのもあっって、平泳ぎ大好きマンになっていきました。
プロテイン+Xドリンクを開発したり、駒場部室でずっと試合の動画みたり、先輩同期と飯に行っても水泳の話ばかりでした。
当然タイムは爆伸びし、100Brは入部当初から16秒伸びました。
精神的にも(まあ比較的)良い人間になり、同期からの投票で主将になりかけるぐらいになりました。あの時、誰かがとち狂ってもう一票僕に入れてたら僕が主将になってたかと思うとビビりますね。
りんのすけになって良かったです。なんてったって僕に投票した人はほとんど辞めていきましたからね。ハハッ(乾いた笑い)
このイケイケの時期をピーティー期としましょう。
ピーティー期は二年の秋ぐらいまで続きました。
二年の冬頃になると、部内がなんかごたごたごたごたとし始めます。深くは触れませんが、部活大好きマンだった僕はそれが嫌で、何とかしようとしたものの(これが良くなかった)、何ともならず、いつの間にか、水泳も部活も義務感で続けているような感じになりました。
当然、タイムも伸びず、モチベーションも最低まで落ちたので、休部させてもらいました。
今思えば、ほっとけば良かったなと、しみじみ思いますね。
一か月後に復帰したあとも、なんとなく平泳ぎを泳ぐ気になれず、なあなあで練習中過ごしていました。
色んな人に迷惑をかけ、色んな人をがっかりさせてしまいました。今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これが「病み期」です。
新シーズンが始まってからは、病み期を抜け、部活をやめたいとは思わなくなりました。
だけど、正直ピーティー期の自分と同じくらいのモチベーションを保てる気はしませんでした。モチベーションがなければ、ベストが出るわけがないです。
「部活は最後まで続けたいけど、ベストが出ないまま一年間も続けるのは多分メンタルが持たない。」
子供っぽく都合のいい、甘えた精神性で情けないですが、僕が400IMをやりだしたのは、こういう理由からです。
休部から戻ってきて、また頑張ろうと思えたのは、安定した精神で部活を支えていた同期たちのおかげだし、
こんなしょぼい理由にも関わらず、ここまでベストを出してこれたのは、「今日4コメやんないんすか?」とあおってくる後輩のおかげです。特に網野がいなかったらやばかったと思います。ありがとう。
ここまで「ハエ期」「ピーティー期」「病み期」「4コメ期」と振り返ってきて思うのは、僕の水泳モチベは他者に依存してるなあ、ということです。
そして、それは決して僕だけじゃないのかなと思います。
何にもしなくてもモチベが湧き出る稀有な人間をのぞき、他人との関わりなしに、モチベは上がらないんじゃないでしょうか。
互いが互いのモチベになりながら、それぞれのベストを目指していく。
「個人競技である競泳を、部活としてやる意味って何?」というよくあるテーマに対する、個人的な答えはこんな感じです。
僕の今までの行動が誰かのモチベになっていたかは自分には分かりませんが、
僕のラストレースが来シーズン以降の後輩たちのモチベーションにつながるように精一杯頑張ります。
それでは、なんとなく河越の写真を貼ってお別れです。
+X!!!