本日の歩数：４３５１歩

年初来歩数：１１４３８６３歩

開始来歩数：４００９７２１６歩

本日のスク：５０回　　　　本日の腕立：５０回　　　　本日の腹筋：５０回

開始来スク：７２２００回　開始来腕立：６０１００回　開始来腹筋：３８９００回

本日の背筋：１５０回

開始来背筋：６２２００回

私が小学生のころ、父親は国鉄に勤めていて単身赴任で駅近くの官舎に住んでいた。

夏休み中何日間か母と二人で官舎に泊まりにいった。

そのうちの一夕、宝塚の花火大会に行くのが恒例だった。

花火がきれいだった、駅から川べりの会場まですごく大勢の人の流れがあって迷子にならないか不安だった、など懐かしく思い出す。

中学生になってからは夏休み部活などでもう父親のところにはいかなくなり、以後花火は見に行ったことはない。

宝塚の花火大会を調べてみたら環境問題などで近年は休止になっているらしい。

時代は変わっていく。

たまたま先日テレビで長岡の花火の中継をやっていた。

（画像はネットから拝借した）

テレビだから会場にいるほどの迫力はないが、アングルを適宜変えて様々に見せられるのは現場にいるより良かった。

次々打ち上げられる花火はパッと上がってドンと開いてきらきらして消えていく。

その間わずか数秒。

綺麗だ素晴らしいという気持ちとともに、儚くて少し寂しい気もした。

せっせせっせと時間をかけて作って会場まで運んでセットして、打ち上げる。

相当な手間がかかっているものが、数秒でパッと咲いて散っていく。

その儚さに何となく寂しい気持ちがしたのだろう。

そもそも花火というものはそんなもので、一瞬間だけ綺麗に咲いて人を楽しませればそれでよいし、作って打ち上げる人たちもこの一瞬に懸けているのでパッと開けば目的達成で良いのだろう。

次々打ち上げられる花火を見ていると人の生涯のようにも見えてきた。

おおきく開くものや小さく開くもの。

高く上がるものや下のほうできらきら輝いているもの。

様々なものがあるが、どれも一瞬で咲いて消えてしまう。

人生百年時代というが、百年なんて結局一瞬ではないかと最近よく考える。

数秒で消える花火も人生も、そんなに違わなくて儚いものだなと思ったりした長岡の花火中継だった。

花火に思う