本日の歩数：１２０２２歩

年初来歩数：１４６０８９２歩

日本海側の方が天気が良いというニュースで思い立ち思い出の場所に行ってきた。

兵庫県の西の端で鳥取県との境にある諸寄という小さな漁師町。

国道の交差点。

高校１年の夏前の臨海学校がそこであった。

私はあまり泳ぎが得意ではないがその時は少し泳いだりして楽しんだ。

２日寝の夜だったか砂浜でフォークダンスを踊ったのが良い思い出だ。

今日見たら、一クラス４５人の７クラス約３００人が一同に会してフォークダンスが踊れるか？？というほどの狭いところだったが当時は十分な広さがあったように思う。

砂浜と海水浴場、狭い。

防波堤から砂浜・集落方面を望む。

浜が削れたか、それとももともとそんな広さだったか。

オクラホマミキサで当時好きなこと手をつないで踊る順になったときは、緊張と期待とうれしさで何とも表現し出来ない気持ちだった。

それが最初で最後のふれあいだった。

当時は今と違って告白するなんて言うことはほぼなかったし、あえてそれをするというほどの勇気もなかったので遠くから眺めるだけ。

2年生になればクラスも変わったのでほとんど姿を見ることもなくなり徐々にフェードアウトしていった。

受験勉強も忙しくなったし。

しかし、いつでもその時のことは思い出す。

宿泊所はぼろい2棟続きの民宿だったと思う。

178号から1本山側に入った路地の南側にあったと記憶している。

探して歩き回ったが全く分からず。

当時の記憶がほぼないうえに建物が建て替えられているようで半世紀以上も前のぼろい建物など残ってはいない。

立派な建物、真っ黒な瓦（石州瓦）がきらめいて美しい。

当時は臨海学校などでにぎわったようでそんな民宿もあったのだろうけど徐々に寂れて今では普通のこじんまりした民宿が2軒。

そこではないことは収容人数からもわかる。

三差路。

江戸時代後半は北前船の拠点港で相当栄えたようだ。

国道沿いの魚屋さん。

駅に通ずるガード下から立派なお寺の一部が見える。

JR諸寄駅、おそらく列車できたと思うのでここで降りたはずだが全く記憶がない。

丁度普通列車が出発するところだった。

駅構内は無人で入れる。

今は私が歳を取ったのと同じく彼女も歳を取っているので会っても分からないだろう。

高校の同窓会はするはずだが（25年はしていない）しても1年の時の同窓会はしないので二度と会うことはないだろうな。

私が音頭を取ればできると思うがそんな元気はないし。

思い出の諸寄