一目均衡表は心地よいフライトです。
一目均衡表をフライトと捉えると直感的に流れがわかります。
ろうそく足を航空機の軌跡と思ってください。上昇基調(あるいは横ばい)と思ってください。
雲の上に旅客機があるときは青空のもと、気持ち良く飛んでいるときです。
雲の下部に航空機があるときはその反対です。上部に雲があるわけですから気持ちよく飛べるはずがありません。
下降基調(あるいは横ばい)と思ってください。雲の厚みが厚ければ厚いほど、その雨量は強烈で雲に押し戻されます。
一目均衡表の上昇過程
雲の下端から旅客機が雲に近づいていくと雲の雨量で大きな抵抗を受けます。
その降雨をどうにか凌いで雲に突入すると、この次は視界が急速に悪くなり、
飛行機はその雲の内部で迷走「モード」となります。
上昇してきた旅客機が雲を突き抜けることが出来ると、とんとん拍子にに視界が良好になり、
一気に気持ちよく上昇を始めます。雲の厚みが厚いほど、パイロットは雲に入りたくありません。
一目均衡表の下降過程
雲の上から航空機が雲に近づいていくと、パイロットは雲に入りたくないため、再度標高を上げます。
一度雲に入ってしまうと、今度は視界が急速に悪くなり、航空機はその雲の中で迷走状態となります。
下降してきた飛行機が雲を突き抜けると、機敏にに視界が良好になり、着陸に向けて急降下を始めます。