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　「奇跡の人」と言えば大抵の日本人はヘレン・ケラーのことを思い浮かべるわ。

　確かにヘレン・ケラーは目が見えない、耳が聞こえない、話すことが出来ない、という三重苦の中でラドクリフ女子大学（現ハーバード）を卒業して、社会福祉事業に多大なる貢献をしたことから偉い人であるのには間違いないわ。

　「奇跡の人」と呼ばれるに相応しい功績を残したし、日本ではこういう本も出版されてるわ。

　ヘレン・ケラーは１歳にして病気に罹ったことから聴力、視力、言葉を失ってまうんや。

　７歳まで言葉の存在を知らんかったというから驚きやで。

　日本にも来たことがあって美人という評価を受けてたんや。

　まあ、この辺はその時代の美的感覚や各人の好みもあると思うけど。

　ヘレン・ケラーは幼少時、日本の塙保己一（はなわほきいち＝江戸時代の盲目の国学者）を手本にしてたんや。

　そういう関係もあって三度ほど来日したことがあって、日本政府から瑞宝章を送られてるんや。

　そろそろ追い上げプッシュ。→

　塙保己一というのは１７４６年生まれの１８２１年死去やから、ヘレン・ケラーが生まれた時から数えると６０年前の人や。

　そういう人が米国でも知られていたということに驚きやな。

　しかしやでっ！

　盲目で大学に入る人は世の中に五万とおるし、プクッチの大学にも盲導犬を連れた女学生が居たわ。

　そしてヘレン・ケラーが日本のヘレン・ケラーと呼ばれた中村久子氏に会った時、こう言うたんや。

　「私より不幸な人、私より偉大な人」

　と、賞賛したんや。

　中村久子さんとは幼少時に凍傷にかかり、両手首と両足の一部を失いながらも「恩恵にすがって生きれば甘えから抜け出せない。１人で生きていかなければ」と障がい者制度による保障を断って見世物小屋で働き続けた人や。

　両手両足がないにも関わらず、「だるま娘」の名で裁縫や編み物を見せる芸を披露したんや。

　多くの偉人が言うように彼女もこういう言葉を残してるんやで。

　「人の命とはつくづく不思議なもの。確かなことは自分で生きているのではない。生かされているのだと言うことです。どんなところにも必ず生かされていく道がある。すなわち人生に絶望なし。いかなる人生にも決して絶望はないのだ」

　自分で生きているのではなく生かされているという考え方をする偉人というのは多いわ。

　それだけ周りの人の協力は大事という意味やろな。

　孤独が何故恐ろしいかというと、人は生かされてるということを知らずに、もしくは自分の力だけでしか世の中を見ることが出来ない偏狭な人間になってしまうからや。

　だからこそのＭＡＮＢＯＵＣＬＵＢ！

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　名古屋地方の人はよろしくね。

　ヘレン・ケラーの言葉にこんなのがあるわ。

　
　「世界を動かすのは、英雄の強く大きなひと押しだけではありません。誠実に仕事をするひとりひとりの小さなひと押しが集まることでも、世界は動くのです」

　「もしも、この世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう」

　こう言うたら悪いけど、何や在り来りの言葉やろ？

　あんまり心に響かんわ。

　他にもヘレン・ケラーはこうも言うてるんや。

　「顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ」

　いや、ホンマに言うたら悪いと思うけど、目が見えんのやから、そら、影も見えんのは当たり前やろと思うてまうで。

　別にヘレン・ケラーを貶すわけやないけどな。

　ヘレン・ケラーは偉人ではあるけども奇跡の人と呼ぶのはどうかと思うで。

　しかし、三重苦でも立派な功績を残したという事実を日本人は奇跡と呼ぶ。

　でもやな、本来、奇跡の人（ザ・ミラクルワーカー＝奇跡を起こす人）というのは、ヘレン・ケラーをそこまでの偉人に仕立てたアン・サリバンのことを言うんや。

　偉い人、努力した人を奇跡の人というのは不自然や。

　でも日本人はそうした陽の当たる場所に居る人を賞賛したがる。

　だから日本の出版社は奇跡の人をヘレン・ケラーやと表現する。

　勿論、ヘレンは賞賛に値する人物やったけど、賞賛される人物にしたのはアン・サリバンなんや。

　アン・サリバンこそが奇跡の人なんや。

　見えてるものだけを見てても真実は見えんで。

　いや、ヘレンも何にも見えてなかったけど未来や希望は見えてたわ。

　何故、ヘレン・ケラーは三重苦であるにも関わらず、偉大な功績を残せたのだろう？と考えることこそ真実追求への道や。

　ヘレン・ケラーいうのはな。

　７歳まで言葉を知らんかったというくらいやから、それはそれは我がままなお子ちゃまやったんや。

　癇も強い子でな、両親は手がつけられんほどヘレンの扱いに困ったんや。

　人間が他の動物と違うのは言葉を持っていて、その知識を共有出来たり進化させたりすることが出来ることなんやけど、三重苦のヘレンはそうした人間の特性を持っていなかったわけで、言ってみれば動物と一緒や。

　本能のまま、野生児のような子供やったんや。

　
　しかしやっ！

　困った両親はグラハム・ベル（一応、電話を発明した人と言われてる）に相談してサリバン先生を紹介してもらうんや。

　サリバン先生も子供の頃、失明してもうたんやけど、手術の結果、目が見えるようになったんや。

　ヘレンに最初に会った時、サリバン先生はこの全く躾の出来ていない子供にどうやったら希望を持たせることが出来るかと考えるんや。

　そして最初に言葉を手のひらに書いて教えるという方法を採るんや。

　それまで言葉の存在を知らなかったヘレンは非常に驚き、そしてその時のことをこう言うてるんや。

　「言葉というものがあるのを、はじめて悟った日の晩。ベットの中で、私は嬉しくて嬉しくて、この時はじめて、「早く明日になればいい」と思いました」

　サリバン先生は癇の強いヘレンに辛抱強くこの世の中のことを教えていくんや。

　競馬でも悍馬に名馬が多いと言われてるけど、癇が強い子は負けず嫌いなところがあるから、うまく扱えばヘレンのように物凄い努力をするものなんや。

　サリバン先生はヘレンに世の中というものを教えると同時に人間としても、何が大切かを教えて導いていくんや。

　その過程にどれだけの苦労があったかは計り知れんものがあるで。

　その後、ヘレン・ケラーは自分で努力することを覚え世界各地を回って障がい者のための福祉事業に貢献するまでになるんや。

　いや、何度も言うて、ホンマ、悪いと思うけどな、ヘレンがそこまで偉くなれたのはサリバン先生という陰の存在があったからや。

　サリバン先生は５０年にも渡ってヘレンを支え続けた偉大なミラクルワーカーや。

　そうした陰の存在があってこそのヘレン・ケラーなのに、「顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ」とヘレンが言うのはちょっとあれやな。

　勿論、影というのは不幸な出来事という意味で言うてるんやけど、太陽がヘレンであるのなら影はサリバン先生やったんや。

　なのに太陽ばかり見ていれば良いっていうのはな。

　ヘレンの言った言葉の趣旨はちゃんと理解出来てるけど、何か笑えてまうで。

　いやいや、ホンマ、ヘレンは偉大な人やで。

　その証拠にこういうことも言うてるわ。

　Your Destiny is in Your Hands（自分の運命はすでに自分の手の中に）
　一人ひとりが成功するために必要な要素はすべて、実はすでにそれぞれの内に持っている。ただしそれは黙っていては実現化しない。その要素を内に秘めていることを確信し、その成功に値するだけの努力をして「内なる力」を引き出さねばならない

　Nothing’s Impossible,We can do anything we want to do, if we stick to it long enough（出来ないことなど何もない、諦めることなく努力を続けていれば、やりたいと思っているどんなことでも成し遂げることができる）
　「可能と不可能の違いなどその人の決意次第でしかない」「成功への秘けつなど何も無い。準備、キツい努力、そして失敗から学んだことによる積み重ねの結果に過ぎない」

　そしてこういう言葉も残してるで。

　Experience is Priceless（経験はプライスレス）
　人生とはレッスンの積み重ね。それは生きて実際に経験してみないと分からないものである

　これは日頃からうちのブログが言うてるＦＸに対する心構えと一緒や。

　毎日の積み重ねの中で相場は覚えていくものや。

　誰かが言っていたからといってすぐに相場を覚えたと思い込むのは危険なことや。

　実際に体験するのと机上の理論では全く違うものなんやで。

　準備、キツい努力、そして失敗から学んだことによる積み重ねの結果が成功への道なんや。

　１年くらいはじっくり相場のことを地味に経験しながら覚えたほうがええわ。

　初心者がいきなり大金勝つなんていうのは中々出来んことやで。

　　　　　　　　　　　　

　ヘレン・ケラーは自らが障がい者だったことから障がい者に対する理解は深いものがある。

　世界各地を周ってヘレンは障がい者事業に多大な貢献を残した。

　You Must Have a Vision（展望を持とう）
　リーダーに対する素質としてはもちろんだが、個々においても展望は必要。考えることそのものが面倒だというのなら話は別だが、それは果たして「自分自身」の人生なのだろうか

　展望なくして成功なし。

　流れるままに身を任せることは自分を誤魔化すことなり。

　有難いお言葉だ。

　ＭＡＮＢＯＵＣＬＵＢ、よろしくね。

　レクのアイディア募集中。

　結局やで。

　アラバマ生まれの荒くれ娘がここまでの台詞を言えるようになったのもサリバン先生のお陰や。

　サリバン先生は、まずヘレンに人形を抱かせて指文字でＤＯＬＬと書いたんや。
　
　ヘレンは怒りっぽくて乱暴な子供やったけども、頭は元々良くてやな、最初このお方は何をやってるんやろ？と思うたみたいやけど、それが自分の抱いている人形を意味する言葉やと２週間くらいして気がつくんや。

　サリバン先生も元は盲目やったから点字よりも指文字のほうが覚えやすいということを経験から知っていたんや。

　人にモノを教える場合、その分野に於いて秀でてないといけないわけだけども、サリバン先生は２２歳という若さでヘレンを教育していくんや。

　２２歳やで、２２歳？

　文字を３００くらい覚えた頃、ある日ヘレンはコップとその中に入ってる水を同じものやと言い張って譲らんかったんや。

　いくら言ってもヘレンはコップとその中にある水はセットになってるものと思い込んでて、そこでサリバン先生は二人で初めて外出することにして井戸に連れていくんや。

　そこでポンプでコップに冷たい水を入れてやるとヘレンは衝撃を受けるんや。

　自分の考えが間違っていたと。

　どのくらい衝撃を受けたかと言うと、持ってたコップを落としてまうほど衝撃を受けたんや。

　話せんわけやから、声を挙げて驚くことは出来んけどもコップを落とすほどに驚いてな。

　これが映画やったらガーン！というピアノの衝撃音が入る場面や。

　この話はサリバン先生の忍耐強さと聡明さを物語るエピソードやろ？

　この出来事以降ヘレンはサリバン先生の言うことを素直に聞くようになったんや。

　　　　　　　　　　　　　

　サリバン先生の偉いところは自分の経験から独自の方法で文字や言葉を教えたことや。

　それまでは点字でモノを読むのが主流やったわけやけども、サリバン先生はアルファベットの文字を型作って教えたんや。

　そのやり方を批判する人もおってな、失敗すればサリバン先生の沽券に関わるという話や。

　しかし、サリバン先生は自分の信念を貫いて、その結果ヘレンは文字をアルファベットで書けるようになったんや。

　そしてサリバン先生は何とかへレンが話せるようになるよう、自分の口の中に指を突っ込んで舌の動きを探ってみて、それで何度も嘔吐してしまうことがあったんやけど、話すことだけはさすがにサリバン先生も教えることが出来んかったんや。

　ところがノルウェーで発声研究が成功したというニュースを聞いてヘレンはサリバン先生と一緒にボストンのホレースマン聾学校に行って、初めて声を出すことが出来たんや。

　Ｉｔ　ｉｓ　ｗａｒｍ　ｔｏｄａｙ

　ヘレンが言った言葉はこれや。

　ヘレンはこの時のことをこう言うてるで。

　『私は校長先生が一言を発するごとに、彼女の顔の上に手をあて、そのくちびるの運動や舌の位置をさぐって、そのまねをして、一心に学んだ結果、１時間後には６つの音の要素（Ｍ．Ｐ．Ａ．Ｓ．Ｔ．Ｉ）を覚えました。ついに私は最初に「Ｉｔ　ｉｓ　ｗａｒｍ　ｔｏｄａｙ．（イット　イズ　ウォーム　トゥデイ：今日はあたたかです）」と、自分には聞こえないながらも、声だけは出すことができた時の驚きと喜びは、一生わすれることはできません。それは聞きとりにくい言葉ではありました。しかし正しく人間の言葉でありました。ながい間の夢が実現しました』

　何で聞こえてないのに、聞き取りにくい言葉でありました、とか言うてるんや？という突っ込みはなしやで。

　ヘレンってそういうお人やから。

　ヘレンはやがて向学心に燃えるようになって学校に通うになる。

　目も見えない、耳も聞こえない人がどうやって授業を受けるんや？と思うやろ？

　ヘレンはサリバン先生と一緒に学校に通ったんや。

　先生の言うことをサリバン先生が指文字でヘレンに伝える、ヘレンが聞きたいことは指文字でサリバン先生に伝えそれを先生に伝える。

　確かにヘレンは頭の良い子で努力家やったけど、サリバン先生のサポートも相当なものやろ？

　ほとんどへレンのために時間を使ってるようなものや。

　勿論、ヘレンの両親が裕福だったこともあるけども、ヘレンが偉人と称えられるようになるのにはサリバン先生のような人が居たからこそ、偉人になれたんや。

　もし、ヘレンの両親やサリバン先生が途中で投げ出してもうてたらヘレン・ケラーという偉人は誕生せんかったんや。

　
　ええか？

　今日、言いたかったことは偉人は人によって作られるということや。

　周りのサポートなくして偉業というのは達成出来んものなんや。

　奇跡の人とは偉人そのものを指すんやなくて、ヘレンの場合、サリバン先生こそが奇跡の人なんや。

　ところで、ヘレン・ケラーの思う偉大な人物３人って誰か知ってるか？

　レーニン、エジソン、そして・・・・・・・。

　チャーリー・チャップリンや。

　
　何でや～。

　何で喜劇王が３大偉人に数えられてるんや～。

　いや、チャップリンも偉人やで。

　オヤジはアル中、オカンはあまりの極貧に発狂して精神病院行き。

　兄貴と一緒に孤児院を周りながら俳優として成功した人物や。

　「モダンタイムス」はプロレタリア階級から見た資本主義を批判していると取られ、「殺人狂時代」では共産主義を批判していると取られ、左右両派からパッシングを受けるようになったんや。

　そして米国の暗黒時代、赤狩りが行われた時、チャップリンはトルーマン政権から国外追放処分を受けるんや。

　チャップリンは英国人やから、そのまま英国に帰っていったんや。

　２０年後、チャップリンはアカデミー賞２度目の特別賞を受賞し、再び米国にやってくるんやけど、チャップリンが式壇に上がると５分以上もスタンディングオベーションが続いたんや。

　これはハリウッドがチャップリンを守れなかった謝罪の意と映画への功績を称えたものと言われてるわ。

　チャップリンの運転手を勤めていたのが日本人でな、チャップリンはその日本人の働きぶりを見て非常に好意を持ち、一時期チャップリンが使う使用人は全て日本人になったくらいやったんやで。

　いや、それはええとして。

　何でヘレンはエジソンやレーニンと並べてチャップリンを偉人に選んだんやろ？

　ヘレンって個別に見ると何かどっか変わってるというか、変なんや。

　でもそのヘレンのおかしさって三重苦の陰に隠れてるんや。

　何かそれ違うんちゃうの？と思うところが出てきても、三重苦ですから、の一言で全てが丸く収まってまうんや。

　ある意味、そうした面では奇跡の人やな。

　でも、おかしいことをおかしいと言わんのは逆差別やで。

　ヘレンさん、あんた、笑いのセンスが普通にしてても垣間見えるで。

　　　　　　　　　　　　　　　

残り４６６５７００円

　しかし、ホンマ、短期間で億勝っただの、何千万勝っただの言うてるブログが多いな。

　そういう連中はリアルトレードで実証して見せるか、ポジの先出ししてみいという話やで。

　実際にリアルトレードに参加したら、あっという間に退場した奴もおるしな。

　でもブログでは勝ってる言うてるわ。

　鬼と一緒や。

　明細見せてるブログもあるけど、あんなものいくらでも細工出来るで。

　両建てして勝ったほうのトレード結果を見せればええだけの話や。

　同じ業者に口座二つ持ってれば誰でも勝った明細なんか作れるわ。

　ところで、サクソバンクに申し込みがあったで。

　アッザースっ！

　クリック証券のチャート使ってて困ることはな、大抵大きな動きってＮＹ閉場以降やろ？

　特に週末や。

　せやからな、史上最高値を更新した時とか閉場間際の仕掛けってチャートに出んからフィボナッチラインが微妙に狂うんや。

　せやけど、サクソバンクは早起きやで。

米国夏時間：日本時間月曜日午前4:00～土曜日午前6:00
米国標準時間：日本時間月曜日午前3:00～土曜日午前7:00

　これが営業時間や。

　ギリギリまでやっててくれるところがええし、月曜窓開きを狙うならここしかないやろ。

　サクソバンクって人民元も扱ってるで。

　人民元って３６５だけの特権やなかったんか？

　おトクやで。

　１０００通貨取引もあるで。

　サーバーの強さと約定力の強さはＧＦＴ並みや。

　ドル円動かんからトレードの解説も出来んで。

　陸山会事件の判決が出たな。

　有り得ん判決やで。

　期ズレを「不記載」と認定するなんてことはおかしなことや。

　こんなことはどんな議員もやってることであって、政治的匂いを感じるわ。

　裁判所は証拠採用時点で検察を滅茶苦茶批判してたんや。

　総務省も修正すればよいという指摘であったにも関わらず有罪や。

　ホンマ、この国って民主主義国家なんか？

　三権分立を言えど最高裁裁判官は内閣が任命するからな。

　内閣に対して裁判所は弾劾裁判権と違憲立法審査権を持ってるけど、ほとんど機能してないやろ。

　というか内閣のほうが上と思うてまうわ。

　本当に三権が分立してるとは言いがたいで。　

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