月までの距離は38万4400km。
半径は1738km。
重力は地球の6分の1。
温度は満月の時150℃、新月の時はマイナス110℃となる。
そんな星に。
人類は住めるのだろうか?
月の自転周期と公転周期はほぼ一致しているので。
地球から見るといつも同じ面ばかりを見ることになる。
これがつまりは月の表面ということになる。
裏側は見えないのでどうなっているかは謎が多い。
都市伝説では月星人が住んでいるというトンでも説もある。
その謎が中国の探査船によって解き明かされる。
今まで月から持ち帰った成分を分析すると。
非常に地球と似ている。
このことから月はジャイアントインパクトによってできたという説が有力。
ジャイアントインパクト説とは、大昔に地球に巨大な隕石がぶつかり、地球が分裂して月になったという説。
それから考えると月に水があるということも、あながち嘘ではあるまいと考えられる。
しかし、そうなってくると不思議なのが無数にある月のクレーター。
クレーターは隕石がぶつかってできたと考えられている。
地球よりも小さい月にそんなにも隕石がぶつかっているなら、地球にはもっとぶつかってないとおかしい。
いや、地球にもクレーターはあるよ。
アメリカのバリンジャークレーターは直径1.2kmもある。
それは約5万年前にできたと推測されてる。
しかし、月のクレーターはその数が多い。
大気圏がないから、その分隕石にぶつかりやすいともいえるけど、いくらなんでも凸凹すぎるやろ?
もし、月の裏側がこんな感じじゃないのなら、ジャイアントインパクト説自体が怪しくなる。
隕石によってクレーターができたのなら裏側だって同じじゃないとおかしいもんな。
月にはまだまだ謎がある。
中身は空洞説やら、昔人類は月に住んでいたとか。
そうした謎がやがては解明されるであろう。
うちらの時代はうさぎが餅ついてるとか言ってたんだから、人類の技術進歩は凄まじい。
真実を知ると夢がなくなるけど、うちは真実が知りたいな。
冥途の土産に。
ほなな。