ある日親友に言われた

 

 

「ずいぶん角が取れたねニヤリ

 

 

 

社会人になりたてのわたしは

寂しさを強さに変えて

とんがっていたから・・・

 

 

 

どんな時も

自分の気持ちが納得できなければ

上司にまで強気な態度で歯向かっていた

 

 

 

その時はその時で

生きづらさはあったけど

 

今より生きていたな・・・

 

 

 

なにより根拠のない自信が

芯として心にあったから

 

 

 

誰にどう思われても

自分の感情は優先してた

 

多分すごく扱いにくい人間だったと思うけど・・・

 

 

 

どんな自分でも

笑ってくれる友人がいて

 

何でも話せて

楽しく過ごせる友人がいて

 

 

 

自分のことは好きではなかったけど・・・

 

心地よく過ごせてるそんな自分は

好きだった

 

 

 

今のわたしは

 

緊張や恐怖に怯えて

不安でいっぱいになって

 

おもしろいこと一つ言えない・・・

 

 

周りからは

真面目な人

って言われる

 

 

つまらない自分って思う

 

 

だから最近は

真面目って言葉が好きではない・・・

 

 

 

もうあの頃の自分には

戻れない

 

まぁ今でも社会人になりたての頃のままでも

それはそれで問題かとも思うけど・・・

 

 

 

例え

あの頃のようには戻れなくても

 

少なくとも

 

恐怖感や不安感の無い状態で

人と関われるようになりたい・・・

 

 

 

人が怖い・・・

人は怖い・・・

 

そんな先入観なんていらない

 

 

 

記憶が消せたらどんなに楽だろう・・・

 

なんてしょうもないことを

何度考えたか・・・

 

 

 

克服

 

出来るかな・・・

わたしに

 

角も芯も自信もないわたしに・・・

 

 

 

 

 

ただこんなことを考えていると

自分の中に疑問が出てきた

 

 

 

本当に人が怖いのか?

 

 

 

人が怖いんじゃなくて

傷つく自分が怖いんじゃないか?

 

 

 

“自分を信じることが出来れば

 他者を信じることが出来る”

 

 

 

それはやっぱり

外側じゃなくて自分の中

 

 

 

自分を信じる

根拠のない自信

 

 

 

ここにあるんじゃないか?

と思った時間だった