いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。                                                    ―Ⅰテサロニケ5:16~18-
毎週私たちの教会はツイッターで礼拝のライブ配信を行っています。聖書を楽しくわかりやすく伝える事をモットーにしていますので、視覚教材をよく用いています。思えば私が神学校に行っていた時や教会の働きをはじめた時はまだインターネットも黎明期?だったので、聖書の視覚教材やイラストの材料はごく限られたものしかありませんでした。しかし、今は多くのフリー素材を集めたサイトもあるので、大変助かります。しかし、その一方で有名なエピソードは視覚化されていますが、そうでないものも多いのが現実です。そこで、今年からは聖書を伝えるために色々工夫をこらして、より充実していきたい願っています。
この箇所は聖書が教える3ポイントメッセージとよく言われます。この三つが全てではありませんが、神様が私たちに望まれている3つの事がわかりやすく教えられています。
この教えを書いたパウロは、どのような状況にあっても喜ぶ事を忘れない人でした。ローマで囚人になっていた時も、自宅を開放してイエス・キリストを伝えました。また、常に祈る姿勢を忘れない人でした。常に祈りなさいとは、24時間祈る事を強要しているのではありません。日々の生活の中に神様に祈る姿勢を取り入れつつ物事に取り組む事を教えています。また、私たちはどのような状況に陥っても喜ぶ姿勢も大切にしたいと思います。私たちは物事が順調に進んでいる時に喜ぶ事は難しくありません。しかし、試練や問題の中にある時に喜ぶ事は難しいものです。この点においてもパウロは模範を示しています。牢屋に繋がれていてもパウロと同労者のシラスは神様への賛美を忘れませんでした。その信仰の姿勢が他の囚人達に福音を伝える機会となり、思いがけない解放へと繋がりました。聖書の言葉は現実に生きて働き、大きな祝福と希望をもたらします。皆さんもここで教えられている3つの事を実践してみませんか?