あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。                                                          ―Ⅰペテロ5:7-
私たちは生きている限り、悩みが尽きる事はありません。また、そのような中で、自分自身の事や将来の事を思い煩ってしまう事もしばしばあります。そんな私たちに聖書の言葉は幸いな指針を与えています。誰よりも私たちの事を気にかけ、愛しておられる神様に私たちは全てをお任せしてしまえば良いのです。先日、大河ドラマで、徳川家康が絶体絶命に陥った時に用いた空城の計が取り上げられていました。万策尽きて、打つ手がなくなってしまった時は全てを明け渡すことで道が開かれていった教訓です。私たちも自分自身の弱さや心配事をありのまま神様に打ち明けて、委ねる者になりたいと思います。士師ギデオンは、自分の弱さをよく知っている人でした。その弱さの故に臆病になってしまっていましたが、神様に信頼することで、大きな勝利を得ました。私たちもその模範に習いましょう。
コロナ禍の中で、私たちは新しい生活様式を受け入れなければならなくなりました。最初は誰もが不安を覚えていましたが、次第に私たちは新しい環境に適用し、何とかなることを生きて体験しました。その事を忘れないようにしたいと思います。これからも、生きていく中で様々な事は起こると思いますが、生きて働いておられる神様に委ねて歩んでいきましょう。