また、天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです
すばらしい値うちの真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。                                               ―マタイ13:45~46-
このたとえ話はとてもシンプルで、わかりやすい教えですが、永遠のいのちの価値をわかりやすく教えています。今も昔も真珠は高価なものですが、現在のように養殖技術がなかった当時は、真珠は計り知れない価値がありました。高価な真珠を見つけた商人は全財産を支払って、それを手に入れました。なぜでしょうか?その真珠にはそれだけの価値があったからです。全てを捨てても、失っても良いと思えるほどのものに出会い、それを手に入れることができるなら、それ以上に幸いな事はありません。ここで語られている真珠とは永遠のいのちのことをあらわしています。私たちにとって、罪の赦しと永遠のいのちをもたらす福音には、他の何にも変えることができない価値があるのです。ぜひ、その価値を見出していただきたいと思います。コロナ禍が落ち着き、世の中の状態は少しずつですが、元に戻りつつあります。今までは制限されていた楽しみが一気に解禁されるような状況になれば、当然そこにサタンも働き、人々の目を曇らせ、神様から遠ざけようとするでしょう。だからこそ、私たちは何が一番大切なのかを見失わないようにしたいと思います。
皆さんにとって、永遠のいのちとはどのようなものでしょうか?そこに永遠の価値を見出しておられるでしょうか?