今週のみことば 2月5日
すると、イエスは彼に言われた。「だれでも、手を鋤につけてから、うしろを見る者は、神の国にふさわしくありません。」                               ールカ9:62-
こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。                            

ーヘブル12:1~2-

ある時、イエス様はご自分に従おうとされる者に従順の教えを語られました。多くの人々は心から従いたいという思いはありましたが、色々と身の回りの事や家族の事を考えると、思い煩いが生じていたようです。同じことが私たちにも当てはまるのではないでしょうか?イエス・キリストを信じてみたいけれど、罪の赦しと永遠のいのちは欲しいけれど、家族との関係はどうなるだろうか?仕事や友人関係は大丈夫だろうか?これからの人生は大丈夫だろうか?イエス様はそんな私たちの思いをご存知でした。そして、当時の耕作作業に関連させて大切な教えをわかりやすく語られました。畑を耕す人はまっすぐ先を見ていなければいけません。後ろを振り返ったり、よそ見をすると、畑はきちんと耕されることはできません。ヘブル人12:1~2は有名なみことばですが、この手紙の受け取り手のキリスト者達は当時、大変な試練の中にありました。当時のこの世の権力者や異端的な教えの力は強大で、多くのキリスト者達は試練や迫害の中で投獄されたり、財産を没収されたりしていました。そういった中で信仰から離れてしまう人々もいたようです。私たちも同じような事を経験します。この世とサタンは常に私たちの信仰をゆさぶります。その中で私たちに必要な事は神様に信頼してまっすぐに歩み続けることなのです。神様は私たちを見捨てることは決してありません。神様と共に歩み続けるなら、私たちは祝福から落ちることは決してありません。ここで語られたイエス様の言葉を心に刻んで歩み続ける者になりたいと思います。皆さんも与えられた自分の道を最後まで走りぬきたいとは思われませんか?