今週のみことば こういうわけで、ちょうど一つの違反によってすべての人が罪に定められたのと同様に、一つの義の行為によってすべての人が義と認められて、いのちを与えられるのです。すなわち、ちょうどひとりの人の不従順によって多くの人が罪人とされたのと同様に、ひとりの従順によって多くの人が義人とされるのです。律法がはいって来たのは、違反が増し加わるためです。しかし、罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました。それは、罪が死によって支配したように、恵みが、私たちの主イエス・キリストにより、義の賜物によって支配し、永遠のいのちを得させるためなのです。

                                                                      ―ローマ5:19~21-

神に創造された最初の人アダムに対して、キリストは、第二のアダムと呼ばれます。(「第二のアダム」どこか心惹かれませんか?)最初のアダムは罪のない全き者として創造されましたが、罪を犯した結果、全人類に罪と死をもたらしました。その最初のアダムの失敗を踏みなおし、真の贖いと回復をもたらしたのがキリストです。最初のアダムは誘惑に負けてしまいましたが、キリストはサタンの誘惑に勝利されました。今も広がり続けている罪と死の問題に、キリストは、信仰による救いという完全な解決を与えられました。そして、信仰によって救われた人は、義といのちと希望を伝える事で、無限の祝福をもたらす可能性を秘めているのです。現代は、心痛めるような事件が多く起こります。まさに、罪、怒り、憎しみが増大してきています。しかし、罪の増し加わるところに恵みも満ち溢れたと聖書に書かれているように、父なる神は今まで以上に、最大限の愛と忍耐を注いでおられるのです。罪赦されて、救われて、はじめて見える世界があります。皆さんも新しい世界を見てみたいとは思われませんか?